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ロンドンのゲストハウス
Mo. 14. Okt. 2019

ビール小話
歴史の裏にビールあり!文化の影にビールあり!人類の歴史を語るのにビールは欠かせません。
知れば知るほどに、楽しく美味しくビールを飲めるはず。
毎月ちょっと面白い、そしていつかは役に立つ(?)小話をご紹介します。


オクトーバーフェスト2016年の治安問題

もうすぐビールの都ミュンヘンでオクトーバーフェストが始まります。毎年この時期には、世界中からビールファンが押し寄せ街中が活気付きます。1810年に始まったこのお祭りは、戦争や疫病で何度か中断しましたが、今年で206回目になる伝統的なお祭りです。また今年は、ドイツをビール大国の座に押し上げたビール純粋令の発布から500年という記念の年。例年にも増してお祝いムードが漂うはずでしたが、今年は二の足を踏んでいる方も多いのでは?

修道院
2016年のオクトーバーフェストは9月17日(土)から10月3日(月)まで開催

欧州で相次いで起こった銃の乱射事件やテロで、人が大勢集まるところは標的にされるのではないかという不安が私たちの心に重くのしかかっています。となると気になるのはオクトーバーフェストの治安問題。事件を受けて主催者から厳重なセキュリティーチェックを行うことが発表されました。

3リットル以上の容量の荷物は持ち込み禁止。アンスバッハの野外音楽祭で起こった爆破事件でリュックサックに爆発物が仕込まれていたこともあり、リュックサックは持ち込みができません。旅行中の方は会場周辺に設けられるクロークかホテルに荷物を預けましょう。

会場はフェンスで囲まれ、決まった場所以外からの出入りはできません。すべての入り口でIDチェックや手荷物検査が行われます。火器やグラス、刃物も持ち込み禁止。地下鉄の出入り口も一部変更されます。混雑が予想されますので、席を予約されている方は早めに移動しましょう。ピーク時には450人ほどのスタッフが警備に当たる予定です。

ミュンヘンのヨーゼフ・シュミット副市長は「祝祭の喜びが(テロによって)奪われる事態を許さない」と述べ、警備の強化について来場者に理解を求めています。むしろしっかり警備されている方が私たちは安心ですよね。

それよりも私が懸念するのは「無用のパニック」。7月にミュンヘンのショッピングセンターで銃乱射事件があった夜、市内中心部では物音に過敏になった人々が逃げまどうパニックが複数カ所で起こりました。巻き込まれてけがをした人もいました。ぜひとも落ち着いて行動したいものです。

その一方で、来場者数が減りビールテントに入りやすくなることや、警備強化の効果で、ばか騒ぎやスリなどの軽犯罪の減少につながればと私は期待しています。とはいえ、貴重品は身に付けて。椅子に置いたジャケットやカバンは飲んでいる間にどこにいったか分からなくなりますよ。

さあ、少々のお金とID、元気を持ったらオクトーバーフェストに出発です。テントの外には絶叫系のアトラクションや食べ物の屋台が立ち並びます。テント内で席を確保して1リットルのマースジョッキに入ったビールで乾杯。にぎやかな音楽がかかればベンチの上に立ち上がって歌って踊って乾杯の嵐。一生の思い出になることでしょう。今年も存分にビールの祭典をお楽しみください。

www.oktoberfest.de

 
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コウゴ アヤコ: ビアジャーナリスト協会会員。ビール好きが高じて2008年から1年半、ミュンヘンで暮らし、暇を見付けては欧州各地の醸造所やビアハウスを旅して回る。2010年からは拠点を日本に移し、ライフワークである旅とビールをミックスした「旅ビール」を楽しんでいる。ブログ「ビアテイスターの世界ぐるっとビール旅」http://gogorinreise.blog34.fc2.com
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