17. Spieltag

第17節　ドルトムント、降格争いから抜け出せず

今年最後の試合となった第17節、16位のドルトムントは最下位ブレーメンと対戦。下位チームの直接対決に注目が集まったが、結果は2－1でホームのブレーメンが勝利し、ドルトムントは順位を17位に下げた。歯車が噛み合ないドルトムントの厳しい冬は、まだ続く。

試合開始直後の3分、ドルトムントのディフェンスの隙を突き、ブレーメンのDFガルシアが絶妙なスルーパスを出すと、FWゼルケがしっかりシュートを決め、先制した。その後も、ドルトムントは高いボール支配率をキープしながら攻めきれず、後半には香川を投入するも、2度のシュートチャンスをものにできない。62分には再びブレーメンがカウンターを仕掛け、バルテルスが2点目を決めた。69分には、ようやくドルトムントが1点を返すも、時間切れ。冬期休暇に、立て直しを計れるか。

日本人選手の今節の動向！

岡崎 慎司
1.FSV Mainz 05

首位バイエルンとの一戦、右サイドでプレーしていた岡崎は先制点をアシスト。王者バイエルンを相手に守備重視のプレーで奮闘したが、1－2で負け。チームは9試合勝ちなし。

長谷部 誠
Eintracht Frankfurt

レヴァークーゼン戦に先発フル出場。攻守に献身的なプレーを見せ、好評価を得た。試合は1－1で終わり、2試合連続の引き分けだった。

乾 貴士
Eintracht Frankfurt

レヴァークーゼン戦に先発。36分、ペナルティーエリア内をドリブルで突破しようとしたところを倒され、PKを獲得。PKはマイヤーが決めた。82分に交代。

内田 篤人
Schalke 04

ハンブルク戦に先発フル出場。サイドから前線へ攻撃の種を撒くも、ゴールには結びつかず。試合は0－0で引き分けた。

清武 弘嗣
Hannover 96

フライブルク戦に先発。90分までプレー。清武はミドルシュートを放つなど攻撃面で存在感を発揮。最下位に沈むフライブルクに2点を先制され、試合終了間際で追いついて同点とした。

酒井 宏樹
Hannover 96

先発フル出場。失点に絡むプレーもあったが、その後は堅実な守備を見せ、チームの勝ち点1に貢献した。

細貝 萌
Hertha Berlin SC

ホッフェンハイム戦に先発。0－5と大量失点した試合で、ディフェンスの評価は低かった。59分に交代。

酒井 高徳
VfB Stuttgart

パーダーボルン戦で、3試合連続の先発フル出場。スコアレスドローだった。無失点で終え、守備面の役割を果たした。

原口元気
Hertha Berlin SC

前節に続きベンチ入り。出番はなし。

香川真司
Dortmund

香川はベンチ入りし、後半に入って出場機会を得る。しかし、フリーで打ったヘディングシュートは枠を外し、その後も得点には絡めず。ドルトムントの救世主となることは出来なかった。

大迫 勇也
1. FC Köln

ベンチスタートで出番を待ち、終盤の83分からプレー。

長沢 和輝
1. FC Köln

久々のベンチ入り。出番なし。

丸岡満
Dortmund

ベンチ入りせず。