2025年7月29日-8月8日　 - ドイツ生活情報満載！ドイツニュースダイジェスト

政治 Polizei ermittelt nach drei Kabelbrandanschlägen 鉄道ケーブルの放火事件が複数発生

（8月4日／SZ）NRW州とザクセン＝アンハルト州で、鉄道ケーブルの放火事件が続発し、警察が捜査。極左グループとみられる「Kommando Angry Brids」が犯行声明

（8月5日／Tagesschau）リサイクリングごみとして収集されるドイツ国内のプラスチックごみの量が、2021年は1人当たり年間41.1キロだったのに対し2023年は減少し37.5キロに。これらのごみの39%は再生され、61%は燃料として燃やされている

（8月5日／Tagesschau）減少傾向が問題となっていた手工業職人の求人に変化。2024年の職業訓練ポストに対しての就業率は近年最多の79%に。2010年にはこれが57%まで落ち込んでいた

（8月6日／SZ）外国系市民連続殺人事件を起こした極右グループNSUのテロリスト、ベアーテ・チェーペが、ネオナチ思想から脱却するための支援プログラムを受けることが明らかに。チェーペは懲役判決を受けており、刑期はまだ15年残っている

（8月6日／SZ）7月に登録された新車のうち、4万8600台が電気自動車（EV）で、前年同期比で58%増加。新車登録台数のうち18.4%がEVに。一方で米大手自動車メーカー、テスラの7月の新車登録台数は1100台で、前年同期比で55%減少

（8月6日／Tagesschau）連邦政府は、介護士が糖尿病患者や認知症患者、慢性的な創傷に対して自己判断で対応できる範囲を広げることを閣議決定。介護士の職権を広げることで、より多くの人材を募りたい考え

（8月7日／SZ）不法労働への取り締まり強化を目指すクリングバイル副首相（SPD）とバース労相（SPD）が、ベルリンの工事現場での抜き打ち検査に同行。社会保障や最低賃金などの条件が守られているかどうか、外国人であれば労働許可を得ているかどうかなどを捜査

（8月7日／SZ）今年上半期の暖房機の新規購入台数は、電気を使ったヒートポンプが13万9500台、ガス暖房が13万2500台。ヒートポンプがガス暖房を初めて上回った

（8月7日／Tagesschau）爆撃が続いているガザ地区で医療支援を必要とする子どもたちについて、ドイツで治療を受けさせる案を、ハノーファー市を含む国内５都市が提唱。連邦政府はこれに対し、同伴する保護者を審査する必要があることから現地での支援を提案

（8月8日／SZ）ザクセン＝アンハルト州のライナー・ハーゼロフ州首相（CDU）が、2026年に予定されている次回の州議会選挙に出馬しないことを明らかに。CDUの世代交代が進む一方で、同州で高い支持率を得ているAfDの勢力がさらに増す可能性も

（8月8日／SZ）バイエルン州刑事局（LKA）は、2022年12月にクーデター未遂事件で逮捕されたロイス公ハインリヒ13世のグループに連なるとみられる、極右グループ「ライヒスビュルガー」（帝国市民）の3人を拘束

（8月8日／SZ）高級スポーツ車メーカーのポルシェAGと、創業者一族が株式を保有するポルシェSEが、ともに9月のドイツ株式市場会議でDAXから降格となる可能性。これに代わり、ルフトハンザやネメチェクが昇格候補に

（8月8日／SZ）スーパーマーケットやドラッグストアでのセルフレジ設置数の増加に比例して、各店舗で帳簿在庫と実在庫が合わない棚卸し差異が増加している。5月の国内全体の棚卸し差異は、50億ユーロに上ることが明らかに

（8月8日／Tagesschau）今年3月に倒産を発表したスウェーデンのバッテリーメーカー、ノースボルトを米メーカーのライテンが買収へ。シュレスヴィヒ＝ホルシュタイン州のハイデに建設されていた生産工場も稼働になる可能性

（8月8日／Tagesschau）医師が発行する処方せんが電子化され、薬局で使用する電子処方せんシステムにトラブルが多発。システムの改善と、機能しなかった場合の迅速な代替措置を求める声