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閉鎖病棟に7年間収監されたモラート被告のやり直し裁判実施
精神鑑定のずさんさが問題に

元妻に暴行を働いたとして、精神鑑定の結果、7年間精神科の閉鎖病棟に収監されたグストル・モラート被告のやり直し裁判がレーゲンスブルク地方裁判所で行われ、検証が進められている。7月26日付のヴェルト紙などが伝えた。

モラート被告に対しては、当時の裁判や精神鑑定のずさんさが問題となり、2013年に裁判のやり直しが確定、同被告は収監されていた精神科の閉鎖病棟を退院した。しかし、今回のやり直し裁判でも、モラート被告に関して報告されていた問題行動のいくつかが事実であったことが証言され、当時、閉鎖病棟への入院を命じた裁判官は、この判断が正しかったことを改めて主張している。

一方、精神鑑定士のネドーピル氏はかつてのモラート氏に対する精神鑑定に誤認があったことを指摘。「狂信的なほど不満を抱きやすい傾向があった」とされる当時の記録について、「元妻との関係に大きな原因があったことが考えられる」と述べた。また、モラート被告本人はネドーピル氏との面談で「精神鑑定の60%は間違っている」と不信感をあらわにしているという。

 
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