(5月18日)英国の世論調査研究所イプソス・モリが実施した調査で、EU離脱をめぐる国民投票を求める声が、EU設立当初からの加盟国であるフランス、イタリアなどで予想外に多いことが明らかになった。
この調査は、6月23日に英国で予定されている、EU離脱をめぐる国民投票を前に、EU全体の人口の4分の3を占める9カ国で実施されたもの。結果、自国での国民投票を求める声がイタリアで58%、フランスで55%、スウェーデンでは43%だった。また、「国民投票が行われればEU離脱を支持する」と答えた人の割合はイタリアで48%、フランスで41%、スウェーデンでは39%だった。さらにドイツでも、EU離脱派の割合が予想を大きく上回っており、40 %が国民投票の実施を、34%が離脱を支持していることが明らかになった。
全体としては調査対象となった9カ国のうち45%が自国での国民投票の実施を、33%がEU離脱を支持。48%が、「英国がEUを離脱した場合、ほかのEU加盟国も離脱するだろう」と予想。18%が「そうは思わない」と回答している。
4 Okt. 1227号
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