(デュッセルドルフ 6月3日)2014~2015年に難民申請を却下された申請者のうち、ドイツを出国した人の数は全体の半分の51%であることが分かった。連邦移民難民局(BAMF)によると、今年3月末の段階で未処理の難民申請は41万件で、さらにドイツに入国した30~40万人が申請書類をまだ提出していない。
申請却下が最も多い出身国はセルビア、モンテネグロ、マケドニアなどのバルカン諸国。申請が通る確率が高いのがシリア出身者。難民審査にかかる時間は平均6カ月だが、申請受理率が高い出身国の場合はこの期間が比較的短くなっている。一方、申請してから2年以上待機状態にある申請者数は2万8510人に上っている。
3 Mai 2024 1217号
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