(7月1日)欧州対外国境管理協力機関(フロンテックス)の分析により、欧州に入国した「シリア人難民」の中に、実際はシリアではない国から来た渡航者がいることが明らかになった。
フロンテックスは、2015年にギリシャに入国した17万3042人の自称「シリア人難民」を追跡調査。この結果、14.2%が実際にはシリア人でなかったことを突き止めている。このうち、半数以上がイラク人、パレスチナ人、モロッコ人などで、中でもモロッコ人の40%がシリア人であると名乗っていたという。
2016年もこの傾向は継続しており、専門家らは、シリア人を名乗る難民の審査が徹底的に行われていないと指摘している。
15 Mär 2024 1214号
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