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ドイツ人200万人が薬物依存 アルコール依存より深刻

(デュッセルドルフ 4月21日)ドイツ依存症問題センター(DHS)の「依存症年間報告」によると、国内で190万人が薬物依存の状態にあり、これはアルコール依存症の177万人よりも深刻な数字であることが明らかになった。

これによると、医師に処方される医薬品の4~5%は、乱用または依存症を招く危険性があり、この中には睡眠薬や鎮静剤、ベンゾジアゼピン系の向精神薬などが含まれている。近年、公的健康保険のカバー範囲では、これらの薬品の処方は減少傾向にあるが、プライベート保険で増加しており、専門家は処方に関する不透明さを問題視している。

これらの薬品を服用している患者は65歳以上の高齢者が多く、そのうち3人に2人は女性。

 
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