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Do. 17. Jan. 2019

欧州議会選挙でSPDが躍進
反ユーロを掲げるAfDは7議席獲得

欧州議会選挙の投票が5月25日実施され、ドイツ国内の与党・社会民主党(SPD)が前回の得票率20.8%から27.1%と大きく票数を伸ばして躍進した。また、反ユーロを掲げるドイツのための選択肢(AfD)が7%を獲得、欧州議会で7議席を得る見通しとなった。

今回のドイツ国内の投票率は48%で、43.3%だった2009年の前回選挙に比べて有権者の同選挙への関心が高まっていることを示した。SPDが得票率を伸ばした一方、連立与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は前回の37.9%から後退して35.5%。中でも5年前は48.1%とバイエルン州で圧倒的勢力を誇ったCSUが、40%と大きく得票率を減らしたことが影響した。

一方、保守派の票を取り込んで得票率7.1%と大躍進を遂げたのが、反ユーロを掲げるAfD。緑の党は10.8%(前回12.1%)、左派党は7.5%(同7.5%)で、連邦議会の議席を失った自由民主党(FDP)は今回の選挙でも大きく敗退し、3.3%(同11%)だった。

今回の選挙結果を踏まえて、欧州委員会の委員長が選出されることになるが、欧州保守会派の欧州人民党(EVP)が候補として挙げているルクセンブルクのユンカー元首相に対し、SPDのマルティン・シュルツ氏も名乗りを上げており、同党のガブリエル党首は、党の勝利を受けてシュルツ氏選出の可能性が高まったとアピールしている。

また、今回初めて欧州議会に議席を持つことになったAfDのルッケ党首は保守会派への参加を希望しているが、CDUのカウダー院内総務はAfD政治家とのテレビ・トークショーでの共演を拒否し、AfDに対する警戒心を示している。しかしその一方で、CDU内からAfDとの協調路線を肯定する声も上がっている。

欧州議会の議席数は合計で751議席。このうちCDU・CSUが35、SPDが27、緑の党が11、左派党が8、AfDが7、FDPが3議席を得る配分になる。また、これまで議席獲得に必要とされていた得票率3%条項が今回から廃止されたことを受け、極右政党NPD、海賊党、自由選挙同盟、動物愛護党、家族のための党、エコロジー党の各党がそれぞれ1議席を得ることになった。

 
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