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ロンドンのゲストハウス
Di. 19. Nov. 2019

ドイツ北東地方の港町ロストックから初めまして!

読者の皆さま、初めまして。新しく「私の街のレポーター」に就任いたしました、ハスエリコです。ついに、ドイツ北東部メクレンブルク・フォアポンメルン州(以下MV州)に光が当たる時がやってきました。「私の街」はロストック。ハンブルクから東に約180キロ、ベルリンから北に約250キロに位置する、バルト海にほど近い港町。中世ハンザ同盟の中心都市として栄え、戦後の東西分裂時代には東ドイツ最大の港を有した、MV州最大の都市でもあります。近年はバルト海クルーズ船がロストックのヴァルネミュンデ港に寄港するようになり、シーズン中は世界中からの観光客でにぎわっています。

帆船と港の夏祭り「ハンゼセイル」帆船と港の夏祭り「ハンゼセイル」

その船でロストックに降り立つ人々のお目当ては、聖マリエン教会内にある「天文時計 (Astronomische Uhr)」。天文時計というとプラハのものが有名ですが、実はロストックのものは1472年に製造された当時の状態を現在でも保っています。さらに、当時からのすべての機能が正しく稼働しているという点で世界最古、世界唯一といっても過言ではありません。中世から時を刻むこの時計には、高さ11メートルの美しい木彫が施されています。500年以上もロストックの街を見守り続けているその姿を目にすれば、あまりの荘厳さ、凛々しさに「時を忘れて」見入ってしまうこと間違いなし。

1472年から時を刻み続ける天文時計1472年から時を刻み続ける天文時計

そして1419年に聖マリエン教会に設立されたのが、ロストック大学。今年の11月に創立600周年を迎えるドイツで6番目に古い大学で、卒業生にはドイツ前大統領ヨアヒム・ガウク氏もその名を連ねています。街のど真ん中の「大学広場」にたたずむ大学本校舎は、19世紀にネオルネッサンス形式で建築されたもの。北ドイツが誇る名城「シュヴェリーン城」の大改築を手がけた職人たちが多く携わっているので、とても優美な姿をたたえています。

ロストック大学本校舎と噴水「生命の喜び」ロストック大学本校舎と噴水「生命の喜び」

大学広場周辺には、シュヴェリーン城の城主メクレンブルク家所有であった貴族的な建物がいくつかあり、なかでも東ドイツ時代の社会主義的イデオロギーを感じる噴水「生命の喜び」の周りは、いつも多くの人でにぎわっています。そして社会主義の面影を感じながら通りを歩いていると、突然、中世ハンザ同盟時代の栄華を誇った商人の家屋が現れます。2色のレンガとレリーフが美しいそのたたずまいに、目を奪われることでしょう。

そして、そして……と、まだまだ書きたいことが山のようにありますが、今回はこの辺で。一般的な「ドイツ」のイメージとは違うドイツ北東部の魅力を、これから余すところなくレポートしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

ハス エリコ
ロストック在住。ドイツ北東地方の案内人、そしてシュヴェリーン城公認ガイド。ツイッターで観光、街、大好きなビールについて、ほぼ毎日つぶやいています。
Twitter:@rostock_jp
 
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