Hanacell
ドイツ発ニュース
ドイツのニュース

難民施設への攻撃は約1000件 テロが新たな影落とす

(デュッセルドルフ 1月4日)ドイツ連邦刑事局は、2016年は(12月27日時点で)年間921件の難民施設への攻撃があったことを発表した。2015年に登録された難民庇護申請希望者の数は約89万人。これに対し、2016年は11月末の時点で前年よりはるかに少ない約30万人となっているが、難民施設を狙った攻撃事件件数は2015年の1031件とほぼ同レベルにとどまった。
続きを読む...
 

メルケル首相、新年のあいさつ 難民政策に言及

(デュッセルドルフ 1月3日)メルケル首相(CDU)は12月31日、新年に向けてのドイツ国民に対するあいさつで、シリアの現状を見るにつけ、難民受け入れを決断したことが「正しかった」と、改めて難民政策の正当性を強調した。
続きを読む...
 

ベルリン・テロ犯の扱いに批判 数年前から公安の監視対象

(デュッセルドルフ 1月3日)12月19日、ベルリンのクリスマスマーケットにトラックで突っ込み、12人を死亡させたテロ事件の実行犯アニス・アムリ容疑者が、数年前から公安当局の監視対象となっていたことから、「未然に事件を防げなかったのか」との批判の声が挙がっている。

チュニジア出身のアムリ容疑者は2015年にドイツに入国。2015年末頃から、ノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州とベルリンを行き来して暮らしていたとされている。特にNRW州ではよいネットワークを持ち、同州内のモスクに寝泊まりしていた。イェーガーNRW州内相(SPD)は、公安当局のミスを指摘する声に対して、「監視対象となっている人物に対して、正しい情報とデマとを見分けることは困難。今回はそれができなかった」と釈明し当局を擁護。ベルリンでは、アムリ容疑者はジハーディストおよびサラフィストの道を外れ、麻薬売買などの犯罪の世界にいると見られていた。ドイツでは、犯罪の可能性がある人物に対しての予防拘禁ができないことから、「我々はリスクとともに生きなければいけない」とイェーガー氏は述べている。

アムリ容疑者はベルリンでのテロ後、イタリアに逃走。ミラノで現地の警察官に射殺された。
 

CSUが法廷内でのスカーフ着用禁止を要求

(デュッセルドルフ 1月3日)CSUは、裁判所などの司法機関に勤める人に対して、イスラム教の習慣であるスカーフ着用の禁止を求める見解を発表した。イスラム教徒の多い難民に対して「我が国の価値基準を受け入れること」を強く要求している。
続きを読む...
 

Frohes neues Jahr!

(デュッセルドルフ 1月1日)新年、明けましておめでとうございます。
本年も読者の皆様にとって良い一年でありますように。
 

<< 最初 < 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 > 最後 >>
18 / 92 ページ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


Nippon Express SWISS ドイツ・デュッセルドルフのオートジャパン 車のことなら任せて安心 習い事&スクールガイド

デザイン制作
ウェブ制作