【ベルリン 5月21日 時事】ドイツ政府は安定的な軍備増強を進めるため、独軍主力戦車「レオパルト2」などを手掛ける防衛大手KNDSに出資することを決めた。独メディアが20日報じた。5割の株式を保有するドイツの大株主一族から40%分を買い受ける。購入額は今夏に予定されている新規株式公開(IPO)での発行価格に基づき、80億ユーロ(約1兆4700億円)規模になると見積もられている。
KNDSはドイツ民間とフランス国営の2社の合併でうまれ、同社株の残り5割は仏政府が保有している。報道によると、仏政府も1割分を上場で放出し、保有比率を独政府と同等の40%に引き下げる方向で調整している。
大株主一族はかねて上場を望んでいたとされ、政府は国家の意向が反映されにくくなくなることを懸念していた。出資を主導したドイツのピストリウス国防相は「ノウハウの維持」を理由の一つに挙げている。一方、独政府は今後2~3年で保有比率を30%に下げ、一定の市場競争も確保したい考えだ。
早ければ6月にも独フランクフルトとパリの証券取引所で同時上場する。独側と仏側から1割ずつ計20%の株式が市場に供給される見通し。IPOは9月までずれ込む可能性もあるという。
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