(デュッセルドルフ 8月21日)ドイツの若年失業率がEU内でも突出して低く、連邦労働局の統計では5.7%、国際労働機関(ILO)の調査では7.1%であることが分かった。連邦労働局が発表した数字は2015年5月のもので、これによると15~24歳で失業申請をしている人数が25万8200人で、同年齢層の人口の5.7%に相当する。
2014年の若年失業率のEU平均は22.2%で、スペイン、ギリシャでは若年層の2人に1人が失業状態にあると報告されている。ドイツの若年失業率が低い理由としては、理論と実技を並行して学べるデュアルシステムによる職業訓練制度など、職業訓練が具体的な就職に結び付く制度の利点が挙げられている。
17 Mai 2024 1218号
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