(デュッセルドルフ 8月21日)連邦政府は介護改革の第2段階として、認知症患者に対する支援を増加することを決定した。今回の介護改革の要旨は、介護認定の概念を刷新し、認知症患者に対して身体障害者と同等の介護支援を適用するというもの。
初期段階からの支援を実施し、例えば、高齢者の自宅シャワーを適したものに付け替えるなどの改装費に補助金が拠出される。また、これまで3段階に分類されていた介護認定を5段階に拡大、各要介護者の需要に合わせた支援の充実を目指す。グレーエ保健相(CDU)は、「この度の改革は、要介護者、要介護者の家族、そして介護職従事者すべてに利点をもたらすもの」と述べている。
17 Mai 2024 1218号
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