(デュッセルドルフ 6月2日)ドイツ連邦検察庁は6月2日、デュッセルドルフの旧市街で無差別テロを計画した容疑で、3人のシリア人の身柄を拘束したことを明らかにした。ドイツ国内で身柄を拘束された3人の男は、ハムザ・C(27歳)、マホード・B(25歳)、アブド・アラフマン・A・K(31歳)。
3人はいずれもシリア人で、ノルトライン=ヴェストファーレン州、ブランデンブルク州、バーデン・ヴュルテンベルク州と、それぞれ別の場所で身柄を拘束された。彼らのほかに、4人目の容疑者サレー・A(25歳)がおり、その男はフランスで2月に出頭、拘留されている状況だ。
4人はイスラム国の戦闘員として活動しており、2014年にサレー・Aとハムザ・Cの2人がシリアでデュッセルドルフ旧市街でのテロ実行計画の命令を受けたという。
ハムザ・Cはその後、2015年9月にドイツへ難民として入国。難民申請を届け出ていたが、まだ難民として認可されていなかった。アブド・アラフマン・A・Kは、2014年10月からドイツに居住していた。
供述によると、デュッセルドルフテロ計画では、自爆テロと通行人に対する自動小銃の乱射による無差別虐殺を実行しようとしていたという。
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