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アイスクリームが人種差別問題に? - ドイツでもBLM運動の波

アイスクリームパーラー「Mörchens Eis」が、人種差別的な名称のアイスクリームを販売しているとして、エッセンの異文化連帯センターから告発された。

ルール地方のメディアRUHR24が報じたところによると、同店では「Mohr」という名前の2種類のアイスクリームを販売。この言葉は、北西アフリカのイスラム教徒の呼称「ムーア人」に由来し、「肌の黒い人間」という意味を持つことから、人種差別的であると考えられている。

一方、商品名の由来は全く異なる。現在のオーナーの母の旧姓が「Mohr」であり、彼女が子どものころに「Mörchen というあだ名で呼ばれていたことから、1970年にこの名前でお店をオープン。そのためオーナーは、家族の名前を商品名にしただけだと主張しているが、今後はトラブル回避のために商品名を変更するという。

今回の告発は、米国を中心に世界中に広がっている人種差別への抗議運動Black Lives MatterBLM)をきっかけに起こったとみられている。
 
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