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コロナの好影響?ドイツで風邪薬の売り上げが大幅減 - ソーシャルディスタンスや換気、手指の消毒が風邪予防に

ドイツ通信社によると、ドイツでは市販の薬の売り上げが大幅に減少したという。これはコロナ対策として人々が対人距離を保つことで、風邪をひくことが少なくなったからとみられている。

製薬会社バイエルによると、昨年の風邪薬の市場規模は前年同比20%以上も落ち込んだといい、ほかの製薬会社も同様に損失を計上している。薬局協会ABDAによると、販売する薬局でも需要減の影響を受け、2020年の第1四半期から第3四半期にかけて、風邪、下痢、シラミ用の市販薬の売上が大幅に減少した。ただし、免疫力を高めるためのビタミン錠剤など、栄養補助食品の需要は高まったという。

また風邪をひきにくくなったことによって、ポケットティッシュの需要もここ数カ月で減少している。衛生用品メーカーEssity社の広報担当者は、同社の「Tempo」ブランドについて、「通常、秋になると売り上げが伸びるが、その効果が現れなかった」と語る。現在、同社は箱ティッシュやウェットティッシュを販売することに力を入れているそうだ。
 
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