ジャパンダイジェスト

ドイツの春の味覚「ベアラオホ」狩りに要注意! - 有毒物質を含む他の植物との見分け方とは?

「西洋の行者にんにく」といわれるベアラオホ。ただし、有毒物質を含むスズランやイヌサフランと似ているため、キノコ探しと同じように慎重になる必要があるという。

毎年2月ごろからベアラオホが森や庭で収穫できるようになるが、3月にはイヌサフランが、そして今の時期はスズランも生えている。この三つの葉は、一見するとよく似ているが、スズランやイヌサフランには有毒物質が含まれている。

見分け方としては、ベアラオホはまず葉っぱから芽を出し、6週間後に初めて花芽をつける。スズランの場合は、ベル型の茎が葉と一緒に地面から出てくるという。またベアラオホは森の中で数百平方メートルもの広い範囲に生育し、地面を完全に覆ってしまうことが多い。

最も特徴的なのは匂い。ニンニクの匂いがするのはベアラオホの葉だけという。もし不明な時は葉を1枚をすり潰し、ニンニクの匂いがするかどうかを確かめてみよう。

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