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ドイツ・英国・スウェーデンのコロナ戦略の違いは? - 第3波に苦慮する欧州の接触制限とワクチン接種

欧州では新型コロナウイルス感染症の第3波が到来しているが、その対応戦略は各国によって違う。ドイツ、英国、スウェーデンでは、感染率の上昇に対してどのように対処しているのだろうか。

まず、ドイツや英国が厳しい衛生対策や接触制限を定めていたのに対し、スウェーデンでは長期間にわたって勧告のみが出されていた。英国では、一貫したロックダウンにより、感染者数。4月中旬、英国ではパブやレストランの屋外エリアが初めて再開された。

英国の例を見ると 、感染者数を減らすためには、ロックダウンや接触制限などの感染対策を厳しく迅速に行うことに一定の効果があらわれていることが分かる。しかし英国では、それまでに爆発的に感染者数が増え、非常に厳しい接触制限を強いられていたという背景も。疫学者によると、ドイツにとっても、これ以上感染者数の上昇を増えないようにすることが重要だという。

ちなみにワクチン接種に関して英国では、1回目と2回目の間隔を長くすることで、接種できる人の人数を増やしている。しかし、英国のジョンソン首相やドイツのシュパーン連邦保健大臣は、予防接種だけに頼らないようにと市民に警告。スウェーデンの国家疫学者も、さらなる対策の必要性を訴えている。
 
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