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78%が子どもの性的指向を支持すると回答 - ドイツにおけるLGBTの意識調査

6月23日、ドイツでは多くの建物やスタジアムがLGBTの象徴であるレインボーカラーにライトアップされた。これは、ハンガリーがLGBTの権利を規制する新法を可決したことに対する批判と抵抗の意思を表すためだ。

Forsaの世論調査によると、このアクションについてドイツ人の64%が好意的に受け止めていることが明らかになった。一方、「このアクションが好きではない」と答えた人はわずか14%だった。またほぼ半数(49%)は、このような公のアクションが、ドイツにおける同性愛者の日常生活や生活実態の改善に役立つと考えている。

さらに回答者の大多数(78%)は、自分の子どもが自身の性的指向に従って生きることを支持すると答えている。4人に1人(25%)は、自分の子どもの性的指向は特に問題にならないと思っているが、自分の子どもだとやはり心配という人も16%いる。ただし、「失望する」(5%)、「育て方が悪かったと思う」(4%)と回答した人はそれぞれ少なく、「自分の子どもに同性愛を秘密にするように勧める」(2%)、「自分の子どもが同性愛者だったら恥ずかしいと思う」(1%)と答えた人もごくわずかだった。

ただし、半数以上(51%)は、ドイツでは今後も同性愛者が差別的な扱いを受ける可能性を懸念すべきだ、という認識だという。大多数(86%)にとっては、知人や友人、同僚が同性愛者であるか異性愛者であるかは関係ないとしている。
 
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