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ドイツの養子縁組数が90年代から半減 - 不妊治療の進歩も影響

ドイツ通信社によると、ドイツの養子縁組の数は年々減少しているという。1995年にドイツで養子縁組された子どもは7970人だったが、2020年にはおよそ3800人と約半分になった。

理由は多岐にわたるが、ラインラント=プファルツ州とヘッセン州の共同中央養子縁組事務所によると、不妊治療をする人の数が増え、技術の進歩による妊娠率の上昇が影響していると考えられるという。例えば、デュッセルドルフのD·I·R(体外受精登録)によると、体外受精の登録数は1994年から約5倍に増加している。

とりわけ海外からの養子縁組も激減しているという。その理由として挙げられるのが、4月1日に施行された新しい養子縁組支援法だ。同法律では、海外での養子縁組は公的な斡旋機関が伴わない場合は禁止されている。連邦統計局によると、海外からの養子縁組の数は、2010年から2020年にかけて75%減少した。
 
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