9月11日11時、連邦市民保護・災害援助庁(BBK)は、ドイツ全国でサイレンとスマートフォンによる警報訓練を実施した。
冷戦終結後、ドイツでは多くのサイレンが撤去され、故障機も放置されていた。しかし近年アール渓谷で洪水が起こったほか、安全保障の観点から警報の必要性が再確認され、2020年より警報訓練が実施されている。
現在は毎年サイレンの設置数を増やし、最新システムが導入されるなどの整備を進めている。今回の訓練によりベルリンでは30年ぶりにサイレンが鳴り響いたという。
19 Sep. 2025 1250号
多様性が見える
ドイツの方言