Hanacell

ミニチュア模型でドイツ史学習

ディーター・ボーレン世界中の鉄道模型や風景などを縮尺模型で展示しているハンブルクのジオラマパーク、ミニチュアワンダーランドにこのたび、ドイツ史コーナーがお目見えした。ボロ布を着て畑を耕す中世の農民の1メートル先には華やかなバロック様式の館があり、さらに先へ進むとナチス軍の行進が陰鬱な雰囲気を醸し出している……。7世紀から1945年までのドイツ史を模型でたどる同コーナーは、歴史の輝かしい側面のみならず、飢餓やペスト、死刑、戦争など負の面も含め、この国の歩みを赤裸々に描き出す。32人の職人が約7000時間掛けて仕上げたジオラマは、鑑賞者に過去と真剣に向き合う姿勢を求める。また、プレス担当のドレクスラー氏いわく「女性の模型が少ないのは、昔は殺菌効果のあるアルコールを女性が飲まなかったから」といった豆知識も、ここでは学べるのだとか。
© Miniatur Wunderland Hamburg

 
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