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英独が褒めちぎり合戦?

独ビルト紙英首相がEU残留是非を国民投票に掛ける考えを表明したことで、英独間で小競り合いが起きている。独ビルト紙が「行かないで。君たちは本当にクレイジーなんだからさ!」と謳い、ネタに欠かない王室から、統一欧州よりも我が道を貫く姿勢、ネス湖のネッシーまで、英国の好きなところを列挙すると、英サン紙が「我々がドイツを愛する10の理由」を掲載したのだ。1位が独4大自動車メーカーというのは“さもありなん”だが、最後のオチが英国流。サッカー・イングランド元代表ゲーリー・リネカーの言葉を借りて「サッカーでは、常にドイツが勝つけれどね」と皮肉ったビルト紙に、サン紙はW杯史に残る疑惑のゴールを生んだ1966年大会決勝イングランド対西ドイツ戦に触れ、「えーと、66年のウィンブリーでの一戦は?」と返したのだった。

 
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