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子どものランチにクッキーはご法度?

シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州の小さな村、デリンクドルフの保育園に今、全国的な注目が集まっている。事の発端は、ここに通う4歳のトーレス君のランチ。ある朝、うっかり寝坊した両親がランチ用のパンを用意できず、トーレス君にクッキーを持たせたところ、彼はそれを丸ごと持ち帰ってきたのだ。「ここが健康に配慮した託児所であることをお忘れなく」と書かれたメモと一緒に。「いくら健康のためとは言え、子どものランチを抜くなんて!」と憤慨した両親は、保育所に苦情を申し立てたが、受け取ったのは「家庭の基準を託児所に押し付けようとする企てだ」という返事と保育委託契約の解約通告。両親は自治体や市長にも訴えたが、らちが明かず、法的手段に出る意向。トーレス君の食べ損ねたクッキーは、訴訟に発展するのだろうか。

 
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