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環境保護には程遠い政治家の公用車

環境保護には程遠い政治家の公用車環境問題に敏感なドイツだが、官民一体となって環境対策に取り組んでいるというイメージとは裏腹に、現実は理想に追いついていないようだ。環境保護団体DUHが全国の政治家171人の公用車を対象に、エンジン性能や燃費、CO2排出量などから算出した環境負荷車ランキングで、最も環境に悪い車に選ばれたのは、ヘッセン州ブフィエ首相が使用するアウディのA8 Quattro。車のCO2排出量は走行距離1km当たり227gで、EUの目標値130gを大幅に上回る。その他、連邦内閣ではヴァンカ教育相のメルセデスが最も環境汚染に寄与しているとの憂わしい結果に。一方、最も優秀なのはハンブルクで、市議会閣僚全員の車がEU目標値を下回った。同市の議員は、市民への手本の示し方を最も良く理解しているということなのかもしれない。

 
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