日本で急激に存在感を増している人気テクノポップユニットPerfumeが、ケルンの劇場で7月3日、「Perfume WORLD TOUR 2nd」を開催した。当日は19時開場の予定だったが、18時にはすでに約300メートルほどの長蛇の列ができていた。あいにくの雨天の中、この列の一番前に陣取っていたのは日本から来独したファンで、「朝5時から並んでいました!」と言う熱の入れよう。30分ほど予定が押して、20時半からスタートした公演は、カンヌで大絶賛されたプロジェクションマッピングを駆使した「Spending all my time」から始まって、最後の一曲まで観客が一緒に歌って踊る一体感を保っていた。自己紹介やMCではドイツ語にチャレンジして現地のファンの心を掴んだPerfume。再びドイツに来ることを約束した。
15 Mär 2024 1214号
第九 初演200周年記念
ベートーヴェンの人生と
受け継がれる交響曲第9番