Hanacell

ドイツ人が腹を立てる相手

1950~60年代のドイツのモノクロ映画に、喧嘩や文句を言う場面は付きもの。例えば、家族でドライブ旅行中、助手席の妻が運転する夫に「もっと速く走りなさいよ! あなた、くじで免許証を当てたんじゃないでしょうね?」などと言うシーンは典型的で、クレーム好きなドイツ人の特徴を的確に表している。ただ、不満の矛先は時代と共に変化しているようだ。医療専門誌「Apotheken Umschau」が14歳以上の約2000人に、誰に怒りを感じるかを尋ねた結果、最も多かった答えは政治家で34%。これに、通り掛かりの人(24%)、親戚(21%)、役所の公務員(18%)が続いた。その昔、“ムカつく”相手の常連だった配偶者や上司については、それぞれ16%、15%で今や最下位。知らない人にほど、腹が立ちやすくなってきているのだろうか。

 
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