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生活に困り、券売機を連続爆破

昨年3月から8月にかけて、南部を中心に駅の券売機が爆破される事件が連続して起こった。被害にあったのはヘッセン、ラインラント=プファルツ、テューリンゲン、ザクセン、バイエルンの5つの州の券売機35台で、被害総額は76万ユーロ。御用となった33歳の男は大学を中退し、受給していた生活保護も打ち切られ、食べる物はなく、家賃も滞納。追い詰められて、現金を盗む目的で犯行に及んだという。爆発物の製造には、大学で勉強した化学が役に立ったという。被告に対し、このたび裁判所が下したのは4年の実刑判決。本人が深く反省していることと、爆破させる際、人に危害を加えないよう十分配慮していたことによる温情判決だ。券売機を爆破して得た現金は、合計2万9000ユーロに上ったとか。
 
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