Hanacell

愛の重みに耐える橋

恋人たちが永遠の愛を誓い、南京錠を橋の欄干に掛ける。この慣習の発端は、あるイタリア人作家が自身の恋愛小説の宣伝のために、ローマのとある橋の街灯に南京錠を掛けたことだという。今や世界中で見られるこの光景だが、ケルンのホーヘンツォレルン橋もその1つ。6月8日、パリのポンデザール橋の欄干が南京錠の重みに耐えきれずに一部倒壊したが、ホーヘンツォレルン橋を管轄するドイチェ・バーンは、そんなニュースにはどこ吹く風といった様子だ。同社によると、この橋の欄干に掛けられている南京錠の数は少なくとも2万個。南京錠の重さは1つ約150gというから、単純計算すると約3トン(!)が常時橋に重くのし掛かっている状態なのだが、数百トンの電車が往来するこの鉄橋の構造には、何ら問題はないそうだ。

 
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