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ドイツ各地で反TTIPデモ発生

欧州と米国間で交渉が進められている環大西洋貿易投資連携協定(TTIP)。両国・地域間における貿易投資障壁の撤廃を目指す自由貿易協定だが、これに反対するデモが欧州各地で展開されている。4月18日にはドイツ国内でも抗議デモが行われ、ミュンヘンだけで2万人の参加者が集まった。またベルリンでは、デモ参加者が人間の鎖でポツダム広場とブランデンブルク門を繋いだ。抗議デモは、カナダとの包括的経済貿易協定(CETA)や米国とのサービス貿易協定(TiSA)に対しても行われた。TTIP反対派は、協定によって消費者保護や環境保護などの分野における欧州連合(EU)基準の低下が招かれることを懸念。ドイツ環境自然保護連盟(BUND)は、TTIPが「生活の質を大幅に侵害する」としている。

 
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