Hanacell

歴史の授業でドイツ統一の生き証人に学ぶ

旧東ドイツ地域のザクセン=アンハルト州のギムナジウムで、「ドイツ統一について、当時を経験した生き証人の視点をもとに調べる」カリキュラムが導入されることになった。この新たなカリキュラムは、同州ギムナジウム10年生の歴史の授業で導入される。ベルリンの壁崩壊とドイツ統一から25年以上経った今、当時を知らない生徒たちが、身近な両親や祖父母の経験談をもとに歴史について学ぶという趣向だ。当時を生きた当事者の話は生々しく、リアリティーに富んでいる一方で、主観的で脚色が入る可能性もあることが指摘されているが、このような形での歴史学習方法は、近年ドイツ全体でトレンドとなっている。これに対し、従来の資料やデータ知識に基づいた歴史学習の重要性を唱える声も挙がっている。

 
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