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コストか栄養か? 問われる病院食

ドイツ病院協会(DKG)によると、患者の約4分の1が病院に入院した時点で栄養不良に陥っているという。そのため多くの病院で栄養相談を行い、適切な食糧を提供しようとしているが、患者一人当たりの費用は、1日平均約13ユーロ以下。ドイツ栄養学会(DGE)では品質基準を設けているが、州や連邦レベルで義務付けられているわけではないため、コスト面を最も重要視している診療所が多い。ただ、ベルリンでは栄養面を重視し、1日5ユーロのコストで有機野菜などを使った食事を提供している病院もあるという。コストがかかる肉は週に3回、魚は1回の提供になるが、患者は概ね満足しているようだ。食品への投資は患者の回復を早めるだけでなく、合併症を引き起こす確立を減らすことにも有効だと考えられている。

 
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