ニュースダイジェストの制作業務
Mon, 08 December 2025

LISTING イベント情報

スタッフのつぶやき 2 April 2020 vol.1552

2 April 2020 vol.1552

徒

もともと引きこもり体質で、下手すると週末は一歩も家から出ないこともあるのですが、いざ「出てはいけない」と強制されると、急に家にいるのが苦痛になり始めるのだから困ります。今まで以上に運動不足になることで、自分の体がどう変化するのか想像するのも恐ろしく、昔わずかの間やっていたピラティスを試してみたり、家の周りをうろうろ歩いてみたりと、発作のように体を動かしています。近くには緑が多いせいで散歩をしている人も多く、これだけ見ると普段の週末の1日と変わりないくらいですが、その一人ひとりがどれだけのストレスを抱えていることでしょうか。ただすれ違うだけの人が皆、戦友に思えてきます。(徒)

葛

世界中が同じ話題で持ちきりになるなんてオリンピックくらいだ、と思っていましたが、まさかウイルスが取って代わることになるとは。その結果、自由な移動が制限されてしまい、どうもネガティブな部分が強調されがちですが、個人的には他者とのコミュニケーション手段に変化が生まれていることに注目しています。「Houseparty」は大人数でビデオチャットができるアプリなのですが、知らない人同士をランダムにつなぐ、という面白いシステムが搭載されています。「この状況、すごいよね」の一言をきっかけにユーザーがつながり、そして散っていく。こんな刹那的な出会いも、なぜか今らしい感じがして妙にハマっています。(葛)

縞

新型コロナウイルス……。在宅勤務の会社が増え、ロンドンとは思えないくらい街が閑散としたり、外出禁止令が発令された数日後、食料品を買いにグローサリーに行くと、入口の前に手洗い場とビニール手袋が用意されていたりと、「未曾有」という言葉はこういうことを指すのだと毎日実感しています。先週から弊社も在宅勤務となり、ふとお昼休憩中に自宅キッチンの窓から外を見ると、早咲きの桜の花びらが空を舞っていました。現在、我がフラットは修繕中で足場が組まれ、階下が全く見えない状態。桜の木が見えないのに、花びらが散る様子を眺めているこの状況、風流なような、切ないような複雑な気分です。(縞)

紅

新型コロナウイルスが世界で蔓延し、ここロンドンでも「Stay at Home」が実行されていますが、いかがお過ごしでしょうか。勧告が出される少し前にロンドン中心地を歩いていたら、なんと2週連続でスリに合いました。1回目は、リュック型のバッグから財布とメイク・ポーチを盗まれました。気配も感じず、全く気づかず。2回目は、女性2人組がバッグを触っていたのに気づき、すでに手にしていた私の物を取り返したので未遂で済みました。在英10年でこんなことはなかったので、一番ターゲットになりやすい観光客がロンドンから居なくなったことも原因なのだと思います。外に出るときは十分にご注意ください。(紅)

乃

「パラサイト 半地下の家族」をきっかけに、ポン・ジュノ監督にハマりました。アカデミー賞受賞に合わせ、過去作品が上映されていたので鑑賞。「殺人の追憶」のラストシーンを、素晴らしすぎる……と心の中で悶絶していたら、どこからともなく拍手が湧き起こりました! 英国の映画館では大抵、エンドロールが始まった瞬間、観客たちはそそくさと帰り、清掃員が入る始末なので、映画は最後まで観たい派の私には辛い環境です。しかし、その日はエンドロールが終わるまでほぼ満席の観客たちが一同に着席し、隣の人と熱く感想戦を繰り広げているではないですか。映画の余韻とともに、忘れられない思い出になりました。(乃)

雅

23日よりついに英国全土で外出禁止令が施行されましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。英国での感染者数は日ごとに増加しています。チャールズ皇太子やジョンソン首相といった人までも感染が確認されており、いよいよ近くまで来ているというような印象です。当初は感染で危険なのは高齢者というような話がありましたが、実際には10代・20代の若者でお亡くなりになられている方もおり、COVID-19の影響によって大勢の方の命が失われたことが遺憾に堪えません。皆様も先行きの見えないなかで不安かとは思いますが、日々、室内で何か楽しみなどを見つけ、お体にはお気をつけて毎日をお過ごしください。(雅)

 

スタッフのつぶやき 5 December 2019 vol.1544

5 December 2019 vol.1544

徒

月曜の朝起きると両足が筋肉痛になっていました。週末は運動どころか、家から2分のクリーニング屋にしか行っていません。これはおそらく、長時間部屋の掃除をしていたためだと思われます。掃除機2台とコロコロ(粘着テープ)を使ってクロゼットやベッドの下を、これでもかというほどきれいにしました。変な例えですが、私が死んだら残された荷物は、知らない誰かにこのように容赦なく処分されるであろう、というくらいちゅうちょなく衣服を捨てました。そして掃除機の後は、ひざまずいてコロコロをかけ、除菌のティッシュで拭きまくりました。最後の仕上げは、(紅)さんから譲っていただいたムシ〇ーダでした。(徒)

葛

2年暮らした家から引越しました。以前の家は途中までは良かったのですが、家主の娘が一緒に住むようになってからクオリティー・オブ・ライフが爆下がり。加えて家電やシャワーなどの設備がなぜか無限ループで壊れるようになり、コイツは悪魔の化身かよ、と思っていた矢先に「家、一部屋空いたけど来る?」と友人から神の一報が。ありがたくお受けしまして、今に至ります。さて、新居の周辺を歩いてみると、前のエリアより目つきの悪い人がちょっと多い気がする。しかし自分も疑い深い目で相手を見ていると思うので、そこはイーブンかぁ。肝心の家はおかげさまで超快適。ウサギと金魚もいて、エンタメ要素も申し分ないです。(葛)

紅

4泊5日でアイスランドに行ってきました。事前調べで11月前半は気候が穏やからしいという情報を得ていたので油断していましたが、滞在中なんと猛吹雪に。4WDではないレンタカーを予約していたので、乗車はかなりの恐怖でした。しかしそんな不安も吹き飛ばすくらいの絶景が、アイスランドにはいくつもありました。白い雪で覆われた国立公園、迫力満点の間欠泉、まばゆいほど青い氷河、虹のかかった巨大な滝、湧き水が絶えない山々など。まるで映画のワンシーンを見ているかのような壮大な景色に、圧倒されました。残念ながらオーロラは見られなかったのですが、いつか必ず再訪したいと思います!(紅)

“藤”

先日、第一子をNHSの病院で出産しました。初めての出産が海外ということで不安もあったのですが、思った以上の手厚いサポートで、出産を介助してくれた助産師さんには感謝しかありません。出産については何一つ不満はないのですが、入院中の食事に関してはやはり「イギリスだな、NHSだな」と感じることが。日本の産院ではバランスの取れた見た目にも美しいメニューが出るそうですが、私がNHSでいただいたのはポテトのクリーム煮にマッシュポテトが添えられたもの。無料で提供してもらっているので文句を言うとバチが当たってしまいそうですが、ポテトをおかずにポテトを食べる……ツッコまずにはいられませんでした。(藤)

 

スタッフのつぶやき 18 November 2019 vol.1542

7 November 2019 vol.1542

徒

夜にバスで帰宅途中、あるバス停で2人の警官が乗り込んできました。そして一番前に座っている小さなおじいさんに名前を尋ねています。おじいさんの声は聞こえなかったものの、「コーネリアス!家に送っていくよ。このバスに乗っていくより楽だよ?」と警官が言うので、捜索願いの出されていた老人が見つかったんだなと分かりました。バスがしばらく停車していると、また一人警官が来て「コーネリアスだった?」。私は今まで、映画「猿の惑星」の登場人物と日本のバンド以外でコーネリアスという名に遭遇したことがありません。警官に連れられてバスを降りるおじいさんをそっと見ると、静かで優しい横顔でした。(徒)

葛

ここ最近、「ネットフリックス限定作品」というワードを見る機会が増えたので、ついにネットフリックスに加入しました。このサービスでは見たい作品を保存できるマイリストなるものがあるのですが、なぜか登録したタイトルを見返すだけで、ウフフ……と、心が満たされてしまう。そう、気付けばオンラインの世界でも積ん読している自分がいました。しかしこちらは書籍と違い、時間が経てば配信が終了してしまう作品もある訳で。悲しいかな、娯楽なのに早く見なきゃという一抹の義務感も抱えることになってしまいました。ああ、こんな貧乏性を忘れさせてくれそうな映画を今すぐマイリストに登録せねば。(葛)

乃

前から気になっていたジャージー島に行ってきました。人にはどこ……? と言われてしまいますが、あのジャージー牛乳のジャージーです。スーパーで買ってみたホール・ミルクは、ほんのり甘い幸せの味。そんな訳で、アイスクリーム、バゲットについてくるバター、デザートのパンナコッタ、お土産に買ったキャラメルファッジ………ありとあらゆる乳製品のおいしさは完全に保証されています。新鮮な魚介は言わずもがな、肉料理もばっちり堪能できます。食べ物のおいしさは旅の重要な要素のひとつですが、その点ジャージー島はパーフェクト・プレイスでした。夏にまたあの極上のアイスクリームを味わいに行きたいものです。(乃)

雅

最近引越しました。それに伴い新生活用品を、翌日配達ができる某通販サイトから、数点購入したのですが、翌日に届かない。数日待ってみたけどやっぱり届かない。通販サイトから配達状況を確認したら、そこには全商品「到着済み」の文字が!不在票も無かったので、問い合わせたところ、確かに配達したとのこと。最終的には、事情を説明し返金してもらえることになったのですが、次からどうやって受け取ればいいのか。ロンドン在住の方のブログやツイッターを見ていると、同じトラブルに遭っている方は結構いるみたいで、中には家の前のゴミ箱に入れられていた方も!(恐)いやそれ、配送やなくて廃掃ですやん!(雅)

 

スタッフのつぶやき 17 October 2019 vol.1541

17 October 2019 vol.1541

徒

英国在住の方々は、台風19号下の日本にいるご家族やお友達のことを思って、さぞ落ち着かない数日を過ごされたのではないかと思います。私もLINEやメールを駆使してずっと日本とつながっていました。エアコンの室外機が強風でベランダから飛び込んできて、窓ガラスが割れたらどうしよう、とか、トイレがタンクレスだけど断水になったらどうなるのか、などをリアルタイムで一緒に考えるあまり、自分の部屋の窓がガタッといっただけで驚いて立ち上がってしまう程、サイバー上の日本に滞在していました。自然災害への対処法は昔からあまり変わらないかもしれませんが、無事を確かめる方法が進歩したのは幸いです。(徒)

葛

約2年前でしょうか、日本の女子高生の間で流行った「まじ卍(まんじ)」という言葉。総じて「ヤバい」という意味で使われていましたが、最近久しぶりに卍を目にしました。「画狂老人卍(がきょうろうじんまんじ)」、葛飾北斎が晩年名乗っていた雅号だそうです。先日、長野県の小布施町に行き、北斎がそこで制作した肉筆画を見てきました。作品の中で最も印象深かったのは、岩松院の天井絵「鳳凰図」。鮮やかで美しかったなぁ。北斎はいったん江戸に戻った時期もありましたが、83歳から88歳の間、支援を受けながらこの地で制作に打ち込んでいました。ちなみに江戸から小布施まで片道約240キロあり、80代のじいさんは歩いて旅をしたそうな。健脚まじ卍。(葛)

 

スタッフのつぶやき 3 October 2019 vol.1540

3 October 2019 vol.1540

徒

最近、部屋の中にいつも数匹の蛾が飛んでいます。夜に仕事から戻ると、つけた明かり目がけてバタバタ飛んで行くので、気持ち悪くて本当にうんざりしています。その姿は黒かったり茶色かったり、白で先の方だけグレーだったりとさまざまなのですが、皆大体同じようなサイズで、あえて説明するならティー・スプーンくらいの大きさ。部屋に蛾がいるなんて、恥ずかしくて誰にも言えませんでしたが、先日新聞に、「英国で蛾が大発生。この5年間で3倍増」という記事が! その理由は、蛾の好む暖かい気候が続いているのと、エコ・フレンドリーな低温洗濯法の定着で、衣服に付いた卵が熱で死なないからだとか……。(徒)

葛

一時帰国中に、ラグビーW杯のスコットランド対アイルランド戦を父と観戦してきました。試合はアイルランドが勝ちましたが、会場は終始穏やかなムード。サッカーと違い、ラグビーでは両チームのファンが席を分けずに座るため、相手側のファンが隣にいるのは普通のこと。ですが、敵の好プレーを迷わずたたえるファンばかりで、超マナーが良い! 身体同士がぶつかり合う激しい試合とのギャップも手伝い、「紳士のスポーツ」と称されるラグビーの真髄を見た気がしました。一方で、父は長年ラグビーに携わってきた一人。W杯が日本で開催されること自体が感慨深く、私とは違う思いにふけっていたかもしれません。(葛)

眠

先日、ローカルの小さなバスに乗っていた時のこと。危険な運転をしていた自転車に、バスの運転手さんが窓から「命を大切にしないと家族や友だちが悲しむよ」と丁寧に注意すると、乗客から自然発生的に拍手が沸き起こりました。そして所用をすませた帰り道、また同じ番号のバスに乗ると同じ運転手さん。オイスター・カードが認識されないお客さんに、運転手さんが一言「Touch and SMILE」。お客さんがその通りにすると、なんと一発でピッ! 「ワッハッハ、この機械はワシが発明したんじゃよ」とジョークを飛ばす運転手さん。乗客の安全を大切にしながら笑いで和ませる、最高の運転手さんでした。また会えるかな。(眠)

独

今、財布の中身が多国籍になっています。日本円やアジアの通貨は財布から出したのですが、気軽に行き来できる距離の近さということもあって、英ポンドとユーロが混在中。ロンドンでセルフ・レジ(セルフ・チェックアウト・マシーン)を使う時は、何ポンド硬貨かは確認せず、とりあえず財布の中にある変わった形のコインをあるだけ入れて、計算は機械にお任せしている状況です。ポンドはユーロに比べて形が特徴的なものが多いですが、いまだに一つひとつの形は覚えられていません。セルフ・レジにユーロのコインを入れたらどうなるのでしょうか。うっかりやってしまう前に財布の中身を整理しなくては。(独)

 

スタッフのつぶやき 5 September 2019 vol.1538

5 September 2019 vol.1538

徒

英国のEU離脱を巡るすったもんだが長期にわたっているため、大きなニュースを目にすることに少々慣れてしまっていたのですが、「議会の閉鎖」という民主主義を否定するような決定には面喰らいました。日本にいる友人にLINEしたところ、「リアルに世界史!」と返事が。確かに、現在英国では後に世界史の教科書に載るであろう出来事が進行中なのですね。未来の山川の「世界史B」にどれくらいEU離脱の説明が載るでしょうか。「EU離脱を機に英国は××の道に進み、欧州は次第に~」という長くて怖いページになるのか、それとも離脱したという1行で済むのか。未来のことは分かりませんが、しっかり今を見届けたいと思います。(徒)

葛

姉に子供が生まれて早1年と7カ月。毎週送られてくるごく普通の、しかし幸せにあふれた写真を見ていると、姉にとって娘の誕生、そして何気ない日々がかけがえのないものであることをひしひしと感じます。私はまだ会ったことがないので、「かわいいね」と毎回返事はするのですが、文章が短くてどうも心の込もってない文面に見える。ならば形で、と思い、日本への一時帰国に向けお土産探しに奔走した先日、めいっ子の洋服探しに全力を注ぎました。花の刺しゅうがあしらわれたスカート、白いレースのブラウスなど、なかなかかわいい服を買えたので、人見知り期に突入したと聞く姫君のお気に召すことを願っています。(葛)

乃

夏の終りにポーツマスへ行ってきました。港ということで、横浜や、神戸の港にどことなく似ているなぁ……と思いつつ、海の色だけは全然違っていて、なんとも「外国色」なのが不思議でした。大小さまざまな船が頻繁に行き交うのを横目に、海岸線に沿って、20分程の距離を2時間かけてのんびりお散歩。太陽の光を反射してキラキラと輝く海は美しく、途中でアイスを食べたり、レトロなゲーム・センターでエアー・ホッケーに興じてみたり、はしゃぎながら写真を撮ったりしているうちに夕暮れに。ディナーはもちろんおいしい魚介とお酒! 美しい港の夜景に後ろ髪を引かれつつ、ポーツマスを後にしたのでした。(乃)

雅

英国に住み始めて約7カ月が過ぎようとしているが、まだまだ慣れないことが幾つかある。その中でもいまだに理解できないのが「カレー頼むとデフォルトでフォーク渡される」事案。いやいや最後カレー汁ばっか余るやーん(笑)。確かに周りを見回してもスプーン勢は皆無。気になって英国人の友人に聞いたところ「スプーンだと1回あたり口に入れる量が多いからね」と謎理論で論破されてしまった(いやそんなに盛り盛りに乗せなかったらいいのでは……)。一応頼めばスプーンも用意されているみたいだが、毎回聞くのもなと葛藤する今日この頃。ちなみに先週行った時、箸を渡されたのはまた別のお話(笑)。(雅)

 

スタッフのつぶやき 1 August 2019 vol.1536

1 August 2019 vol.1536

“徒”

皆様は先週の恐ろしい暑さをどのように乗り切りましたか。私は暑さ寒さが苦手な軟弱な人間ですので、首に保冷剤を巻いたまま、息を殺して我慢し、どうにかやり過ごしました。では、太陽さえ出れば20度以下でも裸になってしまう英国人たちは、40度近い気温にどう対処していたでしょう。あの一番暑い日、涼を求めてコーヒー・チェーン店に行って見たものは、かなりの人数がいるのに、誰一人として声を発していないという不気味な光景でした。あの激しい暑さに、英国人の中の何かが壊れ、心身ともに叩きのめされてしまったのではないでしょうか。病院の待合室のような店内に、コーヒーを作る音だけが響いていました。(徒)

縞

16年前に作ったトラベラーズ・チェック(T/C)。額面20ポンドが数枚残っているなと思いつつも、換金するのが面倒で、長年放置していました。これではいけないとネットで調べると、最近は使える場所や換金できる場所が限られている中、ロイヤル・メールではT/Cの取り扱いを継続しているという情報が。早速、パスポート持参で向かったところ、「バーコードが付いていないT/Cは、こちらでは取り扱いできません」と窓口の方に言われてしまいました。私が知らないうちにT/Cのデザインが変更になったようです。T/Cの換金がこんなに大変になるとは……。有効期限がないことがセールス文句だったのに、腑に落ちません。(縞)

渚

家の近所の大きな公園は、名だたる音楽フェスティバルの会場になることが多く、夏フェスのシーズンには毎週末、異なるジャンルの音楽が風に乗って家まで聞こえてきます。好きな音楽の時には音漏れを目当てに公園へ出向き、会場脇の芝生でゴロゴロしたり踊ったりするものの、興味のないジャンルでは家の窓を閉めきり防音対策をする始末。何万人にもなる来場者が家の近くを通り過ぎる騒音問題もあり、複雑な心境になります。今年初めてチケットを購入し音楽を楽しんだ帰りがけ、会場のスタッフが近隣の人を思いやり、マナーを守るよう呼びかけてくれていることを知り、だから毎年続いているんだなと実感しました。(渚)

潜

先日の参院選、読者の皆様は在外投票をされたでしょうか。選挙期間中、投票所のある領事館まで何時間もかけて(あるいは飛行機に乗って)在外投票に行った人の記事を目にして驚きました。私も在外選挙登録してからは欠かさず投票していますが、ロンドン在住で都心のオフィスから昼休みに日本領事館に行き簡単に投票できる、というのは恵まれた環境だと気付きました。在外邦人有権者の実質の投票率は2%未満だそうですが、不便さが解消されれば(例えば今後総務省が実証実験を開始するというインターネット投票など)、投票率は上がるかもしれません。せっかくの投票できる権利、大事にしたいと思います。(潜)

 

スタッフのつぶやき 18 July 2019 vol.1535

18 July 2019 vol.1535

徒

今まで昔ながらの目覚まし時計を使っていたのですが、音が鳴らないなど不具合が起こるようになったので、スマホの目覚ましアプリを使い始めました。より快適な目覚めのために、浅い眠りである「レム睡眠」状態の時に起こしてくれるうえ、いびきをかいたら録音される機能もあり、面白いと思ったのですが、不気味な結果が出始めました。棒線グラフによると、私は眠りに入ったと同時にまっ逆さまにノン・レム、つまり深い眠りに落ちていき、朝まで1度もレム睡眠が起きないようなのです。グラフはジグザグ模様にならず線が底を這っているだけ。こういう深すぎる眠りも良くないのだとか。では一体どうすれば……。(徒)

葛

「ベティーズのアフタヌーン・ティー、一度はやりたいね」、の一言で決まった(乃)さんとの英北部ハロゲート旅行。ベティーズはハロゲートを中心に展開するティー・ルームを備えたお菓子やさんで、今年は創業100周年というおめでたい年にあたり、そのショー・ウィンドーは、なんともかわいらしいデコレーションが施されておりました。件のアフタヌーン・ティーは言わずもがなで、心満たされる甘〜い時間を堪能。また、店の雰囲気から教育された? スタッフまで、どれを取っても「地元で伝統、固く守ってますよ」の空気に職人魂すら感じ、「ロンドンにもあったらなー」なんてヘラヘラした考えを持っててすみませんでした!(葛)

藤

先日、欧州で初めて開催されたメジャーリーグ・ベースボールの公式戦、ヤンキースVSレッドソックスのチケットを運よく直前に入手でき、観戦してきました。当日は会場にひとたび足を踏み入れると、ロンドンなのにまるで米国。陽気なアメリカ英語が飛び交い、フードストールも2パイント・ビールや、2フィート・ホットドックなど特大サイズ、まさに(私が想像する)米国でした。肝心の試合は、応援している田中将大選手が残念ながら2/3回で降板してしまったのですが、初めてのメジャーリーグ観戦にとても興奮しました! チケットの売れ行きは良かったよう? なので、また近々開催されることを願っています。(藤)

乃

ブルーベル(葛)さんとナショナル・トラストのボックス・ヒルへハイキングに行ってきました。まずはカフェでイングリッシュ・ブレックファストを食べて腹ごしらえ。そして、気合いを入れて丘の頂上を目指し登り始めました。だいぶ息切れしながらも、展望台に到着。芝生に寝転がって一休みしながら、麓の街の上を雲の影が横切っていくのをのんびりと眺めました。その後、森の中で咲き誇るブルーベルの絶景に大感動。緑に囲まれ、美しい景色を存分に堪能して身も心もリフレッシュ完了なのでした。(乃)

 

スタッフのつぶやき 2 May 2019 vol.1530

2 May 2019 vol.1530

“徒”

本誌が発行されるころには、日本は元号が平成から令和に変わっていることでしょう。これで私の生まれた昭和は名実と共に過去のものになってしまいました。先日何かのウェブサイトを見ていたら「昭和時代」という文字を見つけ驚愕しました。明治時代、大正時代は聞き慣れていますが、まさか昭和時代という言葉が生まれていたとは……。日本にいる父親からたまにメールが届くのですが、昨日は「令和、令和と皆が騒いでいる」ときました。「ゴールデンウィークで10連休だが、毎日が休みの俺らには関係ない」と全体的に不機嫌なノリ。昭和生まれゆえにどこか疎外感を感じているのかもしれません。(徒)

“葛”

今回の特集はマンガ展。日本のマンガが大英博物館を乗っ取る(?)日が来るなんて、としみじみ感じ入ってしまいました。マンガに対する考え方は人それぞれだと思いますが、私にとってマンガは、名言だらけのバイブルのようなもの。そんな身近なものが展覧会のテーマになるのだと思うと胸熱ですし、企画に取り組む人々の情熱にただただ頭が下がります。そういえばこの間昔読んでいたマンガを偶然目にする機会があったのですが、当時1番嫌いだったキャラが、時を越えて最も良いキャラに見えたのは驚きでした。そのおかげでまるで新作のように読めたので、久しく読んでいないマンガがある方は再読を激しくオススメします。(葛)

潜

イースターの週末を利用して、アムステルダムに行ってきました。一時帰国の際の乗り換えでアムステルダムの空港自体はよく利用していますが、実際に街に降り立つのは初めてでした。運河沿いの街並みの美しさと自転車に乗る人の多さに圧倒されましたが、街全体のリラックスした雰囲気と、ほぼ100%英語が通じる快適さ、またインフラも完璧に整備されており、とても住みやすそうな街でした。ブレグジットで揺れる英国ですが、離脱後のEUの拠点としてアムステルダムを選ぶ企業も多いとか。私自身は英国を離脱する予定は今のところありませんが、アムステルダムには頻繁に遊びに行きたいなと思いました。(潜)

紅

食コラム「英国の口福を探して」のイラストを描きだしてからはや数年。英国料理はシンプルなのが魅力なのですが、色味に欠けるので茶系の色鉛筆ばかりが減っていくということを以前ここで書いたことがあります。そろそろ定番料理やデザートは網羅したのではないか? と思っていたら、最近英国生まれの調味料やお菓子などの商品もちらほら紹介されるように。商品のパッケージはカラフルなものが多く、イラストに原色を使うようになったので色鉛筆の減り具合のバランスが取れてきたような気も……。英国の食の奥深さと面白さがよく分かるマクギネス真美さんのコラム、もうすぐ記念すべき100回を迎えます!(紅)

 

スタッフのつぶやき 18 April 2019 vol.1529

18 April 2019 vol.1529

“徒”

日曜日の午後、トラファルガー広場近くのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催されている、英写真家マーティン・パーの展覧会に行きました。凝った構成で、どこから見始めても良いようになっているため人の流れが滅茶苦茶で、見づらい展示だなぁと感じ、すぐ出て来てしまいました。英国でも日本でもそうですが、最近の美術館は人が多すぎですよね。もしも並ばないで、人の頭に遮られずに、好きな時間に好きなだけ、展覧会を楽しめたらどんなにいいだろうといつも思います。もし私が大金持ちになったら、テート・ギャラリーやV&Aを数時間でいいから貸し切りにして、自分だけで楽しむんだと決めています。(徒)

“葛”

今回の特集は宝くじの歴史についてです。今まで宝くじと縁のない人生を送ってきたのですが、読めば読むほど気になる……ということで、(乃)さんを促して一緒に挑戦してみました。ナンバーを塗りつぶすものやスクラッチなど、いろんなタイプのロッタリーをやってみようと、お互いちまちまと購入。結果ほぼ紙クズと化しましたが、1枚のスクラッチだけ2人ともわずかながら当たったんです。失望からのこの展開で、数字を見た瞬間、人生のどこぞのタイミングで聞いた「金で夢を買うんだ!」のフレーズが脳内でエンドレスに再生され、次こそは当てる、と反射的に思っている自分がいました。今後気をつけなければ。(葛)

楽

イースター時期にお店でよく見かける、英国では定番のクリーム・エッグ(○ャドバリー)を、先日一時帰国の土産に持って行きました。このチョコの中には本物さながらの白身と黄身に似せたシロップが入っていて、濃厚でかなりの満足感があります。日本のチョコより甘みを強く感じるので、お土産には? と思ったのですが、話のタネにと皆の反応を楽しみにしていました。想像通り、食べた途端「甘い!」と顔をゆがめて残りを銀の包み紙に戻す人、「わっ、おいしい!」と残りの半分を一気に口に頬張る人とさまざまでした。毎回お土産選びは迷いますが、いろいろ試しつつ、鉄板となる一品を見つけたいと思います。(楽)

雅

ギターが欲しくなり、先週楽器店に行きました。店内を物色していると、ポール・マッカートニーが使っているヘフナー製のギターが! 興奮した私はすぐに試奏させて貰いました。弾いてみるとすごく心地よい音色が店内を響き渡り、これは買うしかないと決意。しかし残念なことに、トーンノブを確認してみたらグルグルと永遠に回り続けるのです。すぐ店員に修理出来ないか聞いてみたところ、「今は忙しいから修理はしたくない。あとそれはギターの個性じゃん(笑)」とスルー。日本だとすぐに対応してくれるのに! と思いつつも郷に入れば郷に従え。英国のカスタマー・サービスに慣れるにはまだ時間がかかりそうです。(雅)

 
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