ニュースダイジェストの制作業務
Mon, 08 December 2025

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スタッフのつぶやき 7 April 2016 vol.1456

7 April 2016 vol.1456

梦

約10カ月の留学も終わりに近づき、否応なしにロンドンでの生活を振り返ることが多くなりました。先日、編集長と昼食をご一緒させていただいた際、留学を通して変わったと思うことは、という質問に対して、答えに詰まってしまった私。お恥ずかしいのですが、やはり変わったと思うことは特にありません。代わりに、自分にはこういう部分があるんだ、といった発見が多くあったように思います。その中にはもちろん直すべきところも。これから変わっていきたい所存です、編集長。ニュースダイジェストの皆様、大変お世話になり感謝しております。読者の皆様、お読みいただきありがとうございました。(インターン生、梦)

遊

インターン、楽しかったです! 大学留学だけではできない経験をさせていただきました。私は本当に幸せ者で、周囲の協力と運があったから留学がかないました(祖母に足を向けて寝られません)。多くの日本人学生にも同じような経験をしてほしい。しかしこの不景気で、留学生の数は減少傾向。国は「国際化」と言いつつ、他国の生徒への支援は惜しみなく行う一方、国内の学生を少しなおざりにしているのではと思います。お金がすべてではありませんが、必要なときもあります。未来ある国民の成長に予算を割いてこそ、今後の発展があります。愛する母国に物申して、最後の編集後記とさせていただきます。(インターン生、遊)

 

スタッフのつぶやき 17 March 2016 vol.1455

17 March 2016 vol.1455

籠

東日本大震災から5年が経過しました。あの日から現在に至るまで、遠く離れた異国の地での日々を過ごすことだけに汲々としていた私には、震災について軽々しく語る資格などないのかもしれません。それでも、もし東北の人たちに何か伝えられることがあるのだとしたら。在英邦人の中にもチャリティー活動を続けている人がたくさんいます。先日ロンドンで開催されたとあるマラソン大会では、スタート前に英国人ランナーたちがそろって犠牲者の方々のために黙とうしてくれました。英国のメディアも皆さんを応援しています。被災地が一刻も早い復興を遂げることを、改めて心よりお祈り申し上げます。(籠)

月

月3月11日、東日本大震災の発生から5年を迎えたこの日、ロンドン中心部の聖マーガレット教会には記帳台が設けられました。在英邦人を始め、福島から来英したお子さん方や各国からの旅行者も数多く訪れたそうです。忘れずにいること、自分に何ができるのかを自身に問い行動すること、そして世界各国の惨事にも目を向けること。5年という一つの節目に改めて心に刻みたいと思います。(月)

梦

皆さんは、来英後に日本映画を観賞したことはありますか。探してみると、日本映画を観る機会はちょこちょこ転がっています。映画祭だったり、映画館だったり、DVDだったり。こちらで日本映画を観賞する時に密かに楽しみにしているのが英語字幕。字幕なので文字数に制限があるというのを考慮しても、英語字幕込みで日本映画を観賞すると、日本語の表現の多様さに思わずため息が出てしまいます。と同時に、ひとつの言語の雰囲気を他言語で伝える難しさも感じます。直訳が常に正しいわけではなく、雰囲気を伝えること。これは翻訳に限らず、何かを伝える時には大切なことなのかもしれません。(梦)

遊

大切な友人の一人にメイクアップ・アーティストのベトナム人がいます。私を妹のように可愛がってくれる女性なのですが、飲んでいる最中にぽつぽつと昔話をしてくれました。中学生の時からメイクが好きだったのに親に従いロンドンの大学の経済学部に進学、銀行で25歳まで働いていたけど「やはり違う!」と一大決心。本格的に今の仕事を始めたのは半年前からと。驚きました。短いキャリアを感じさせない彼女の仕事ぶりはもちろん、そんな大転身があったとは。彼女の魅力を知ることができたと同時に、これから日本で行う就職活動に向けて不安を抱える私には、勇気がもらえるお薬になりました。(遊)

 

スタッフのつぶやき 3 March 2016 vol.1454

3 March 2016 vol.1454

籠

弊社編集部の面々は時折、英国ニュースダイジェスト以外の媒体への執筆も行っています。最近執筆を手掛けたものだけでも、「週刊東洋経済」「シアターガイド」「トラベルコちゃん」と媒体の種類は多種多様。もちろん各媒体にはそれぞれの編集方針や文体といったものがあり、我々は言わば他流試合に臨んでいるわけです。同じ使い方だけをしていると、剣も筆もいずれ錆びてしまう。だから時にはあえて違う分野にも挑戦することが大切だと自身に言い聞かせながら頑張っている次第です。ちなみに過去の執筆実績は弊社コーポレート・サイト(http://newsdigest-group.com)で紹介しています。(籠)

月

英国ニュースダイジェストにはフランス、ドイツに姉妹誌があります。それぞれお国柄が出る情報をお伝えすべく努めているわけですが、最近、やや焦りを感じるのが食ネタ。英国チームがツイッターで1パック1ポンド程度のビスケットなどをアップしているのを尻目に、フランスが「今日の朝食(おやつ)です」と言ってリール発のゴーフルやら旦那様手作りのクレープなどをさらっとアップしているのを見ると、こんなお洒落な食生活を送っているなんて……と思わずため息をついてしまいます。スーパーのクロワッサンばかりでなく、たまには素敵なカフェでフル・イングリッシュ・ブレックファストでも食べないと!(月)

梦

ロンドンでの生活も、残り1カ月を切ってしまいました。しかし、悲しんでいる暇は一時もありません。なぜなら、映画鑑賞に怒涛(どとう)のラスト・スパートをかけるため、費用を捻出する必要があるからです。ということで、最近は必然的に自炊を心掛ける日々を送るように。スーパーに行っても「野菜」「タンパク質」「炭水化物」「糖類」という味気ないくくりでしか食材を捉えることができないのですが、この癖が功を奏してか、なんだかんだ効率良く栄養を摂取しています。ちなみに私の中では、ビールの区分は炭水化物。飲むことが出来る炭水化物として、私的栄養グラフ内で貴重なポジションを獲得しています。(梦)

遊

前号の麺特集に影響され、通っているダンス・スクールの女の子たち6人を引き連れて、ご紹介したラーメン屋さんの一軒にお邪魔しました。欧州美女たちと居酒屋風の部屋で密着しながらのラーメン……! 私が男性だったら、周りからの嫉妬の視線が痛かったことでしょう。麺ものだけでなく、サイド・メニューが豊富なところがありがたい。皆で少しずつシェアしながら食べると盛り上がります。料理がくるたびに「これは何?」と少し脅えながら口に運んで、飛び切りの笑顔を浮かべる友達の顔が印象的でした。レストランよりも少しお手軽に楽しめる日本の味、友人を誘って今晩のディナーにいかがですか?(遊)

 

スタッフのつぶやき 18 February 2016 vol.1453

18 February 2016 vol.1453

籠

70キロ、43キロ、80キロ。私が過去1カ月間で走ったマラソン大会3本(うち2つはいわゆる「ウルトラ・マラソン」)のそれぞれの走行距離です。最初はバッキンガムシャーのウェンドオーバーからロンドンのリトル・ベニスまで。翌週にはケントのアッシュハーストの森林地帯をぐるりと2周。1週間休んで今度はオックスフォードからひたすらテムズ川沿いにヘンリー・オン・テムズまでを走破。全部足すと200キロ近くになるんですね。さすがに疲れました。今後1カ月間は栄養あるものをいっぱい食べながらしっかりと休養して、4月のロンドン・マラソンでのベスト・タイム更新を目指します。今年は走るぞー!(籠)

月

「英国ニュースの行間を読め!」が今号で最終回を迎えました。執筆者の木村正人さんと初めてお会いしたのは、木村さんが産経新聞のロンドン支局長をされていたときのこと。フットワーク軽く各地を取材し、現地に根差した報道をされていた姿が印象的でした。その後、独立されて引き続きロンドンに滞在。新聞のデジタル化にいち早く着目していた木村さんは現在、インターネットを中心に執筆活動を続けられています。残念ながら連載は終了しましたが、これからもブログ「木村正人のロンドンでつぶやいたろう」やYahoo! ニュースなどで、木村さんによるロンドン発の生きた情報をご確認ください!(月)

梦

日本映画巡回上映会にて「ふがいない僕は空を見た」を鑑賞後、同作の監督タナダユキ氏の舞台挨拶を拝聴した際の「明日上映予定の作品は、私の大好きな映画です」という言葉につられて、岡本喜八監督による1963年製作の白黒映画「江分利満(えぶりまん)氏の優雅な生活」を観に行きました。サントリーの宣伝部に勤める、冴えないサラリーマン江分利満氏の日常をコミカルに描いた本作品。観てビックリ、度肝を抜かれました。なんせ、とっても実験的な映画なのです。アニメーションが含まれていたり、ナレーションと主人公の掛け合いがあったり。映像に対する当時のワクワク感がビシバシ伝わってきました。(梦)

遊

念願だったベネチアの仮面祭りに行ってきました。手頃な値段で購入できる仮面を着けて楽しむ観光客に交じって、制作費を伺いたくなるほど豪華絢爛な衣装と仮面を纏った方々も。私は興奮のあまり、シャッターを切る手が止まらなかったのですが、仮面に隠された人たちの顔をよく観察してみると、私の祖父母と同じくらいの年代の方が多いではないですか ! 「夫婦でいつまでも気合の入った仮装をする……なんて仲睦まじいんだ。私もそんな相手と結婚したい」――憧れの地で突如湧き出た謎の結婚願望。彼氏すらいない悲しい現実を、かの有名な「ため息の橋」の上でひしひしと受け止めました。(遊)

 

スタッフのつぶやき 4 February 2016 vol.1452

4 February 2016 vol.1452

籠

今をときめく英俳優エディ・レッドメイン主演の映画「The Danish Girl(邦題: リリーのすべて)」を鑑賞してきました。いやあ、すごい。何がすごいって、女装に興味を持ち出し、ついには当時まだ前例のなかった性別適合手術を受ける主人公になりきったレッドメインの演技。眼球から足の指先まで使って、2つの性の間でぐらぐらと揺れ動く様を表現していました。これぞ芸術。主人公の妻を演じるスウェーデン人女優のアリシア・ヴィキャンデルの存在感もすごい。静かなストーリーなのに、瞬きするのさえ惜しいと思うぐらい2人を凝視してしまいました。ちなみになぜだか映画自体はつまらなかった、残念。(籠)

月

オフィスで皆が共同で使っているケトルに妙な現象が。英国のケトルは皆さんご存知の通り、水を入れてスイッチをオンにして、沸騰すると自然にオフになるわけですが、どうしたことか勝手にケトルがオン、オフを気ままに決めてしまうのです。問題なく動く時もあるのですが、沸騰してオフになったのにその直後にまたつき、というポルターガイスト的な現象が相次ぎ、油断すると空焚きに。非常に危険なので、新しいケトルを手に入れました。が、使い始めてすぐにまた謎のオンオフ自動切り替えが……。現在は「かまってちゃん」なんだということにして、沸騰の気配を感じると同時に駆け寄っています。(月)

梦

初めまして。1月からインターンをさせていただいている(梦)と申します。先日、観客参加型の映画上映に初めて行きました。作品はデービット・ボウイ主演のファンタジー映画「ラビリンス」です。劇中、登場人物が桃を食べるシーンがあるのですが、その時に観客も事前に配布された桃味のグミを食べることができ、これは視覚、聴覚に加えて味覚でも映画を楽しむことができる素敵な試みだと感じました(私は知らずに観賞前に食べてしまったのですが……)。他にも歌唱シーンに合わせて観客皆で歌ったり、セリフや効果音を叫んだりと、通常上映しか知らなかった私にとっては目から鱗の映画体験でした。(梦)

遊

先日、妹の誕生日だったので久々に電話をかけました。相変わらずな明るい声で「ねーちゃんげんきしょーんか? 酒のめるようになったけー、またいこーなー!」。私の地元の岡山弁とは大変難儀なもので、若い女の子の口から居酒屋で飲んでいるおじさんのような言葉が平然と飛び出してきます。「でーこんてーてーて(大根炊いておいて)」、これは岡山弁の面白さを表現する時によく使うフレーズですが、既に外国語の域です。英国ではなまりで階級が分かってしまうため必死に矯正する方もいると聞きました。半面、こんなしゃべり方でも「方言女子」として可愛がられてしまう我が妹、日本は寛容な国ですね。(遊)

 

スタッフのつぶやき 21 January 2016 vol.1451

21 January 2016 vol.1451

籠

「何やってんだ、しっかりしろよ」「親御さんは心配してるだろ」「自由って不自由なんだよ」。年末年始に日本に一時帰省していた際に、年上の方々に会うや否や「結婚は?」と聞かれ、いまだ独身であると伝えた途端に返ってきた答えの数々です。親切で言ってくれているのはよく分かるのですが、そんな言われ方を頭ごなしにされるとまるで自分が犯罪者か何かであるかのような気分になってきます。在英生活のどんなところが好きだとか、何を目標にして生きているだとか、人生の先輩たちに耳を傾けてほしいことって、もっといっぱいあるんですよ。次にお会いした際には、そんな話も聞いてください。(籠)

月

映画「パディントン」の日本公開に合わせ、改めてDVDを鑑賞しました。パディントンの表情はもちろん、毛が風になびく様までが実に自然でチャーミング。ブラウンさん一家のインテリアや街の色鮮やかさ、破壊的なのに礼儀正しく丁寧な英語で人と接するパディントンの魅力にもう夢中です。何より異国で一人生きている身として、「移民」であるパディントンが抱く寂しさと、周りに徐々に受け入れられていく喜びには他人事とは思えない共感を抱いてしまいます。こんな時代だからこそ、ロンドンの持つ、異なる存在をありのままに受け入れる懐の深さ、大事にしてほしいと願わずにはいられません。(月)

紅

つい先日まで日本に里帰りしていました。私は香川出身なのですが、大阪時代も長かったので、帰国する時には必ず両方滞在しています。今回改めて感じたのが、時間の流れが都会と田舎では違うなということ。大阪梅田付近は次々と新しい施設やデパートができており、駅構内も改装されてとても便利になっていました。一方、故郷の香川では、静かにそびえ立つ山々も、なじみのある近所の家や道も、昔と同じ様子で私を迎えてくれます。ロンドンも長くなってきたのでそろそろ第3の「私的ホームタウン」と呼べそうですが、環境が変わっても落ち着いて過ごせる場所があるのって心強いなと思います。(紅)

遊

先週からインターンシップ生としてお世話になっている(遊)です。この「遊」という字は本名の一部から取っています。軟派な意味に取られてしまうこともありますが、遊ぶという行為は人間には欠かせない豊かな才能です。名付け親である最愛の亡き曾祖母によると、「万葉集」に記されている抽象的な神様を示す言葉でもあるのだとか。曰く、その神は芸術で周囲を楽しませ、悟りの能力で人々の心を読むことができるそうです。神は偉大なり。悲しいことに人間の私はそのような特殊能力は持ち合わせていませんが、少しでも人の心の内に迫る記事を皆様に楽しんでいただけるよう心掛けます。(遊)

 

スタッフのつぶやき 7 January 2016 vol.1450

7 January 2016 vol.1450

籠

年末年始は日本に一時帰省していました。日本のテレビを鑑賞しながら、英国を舞台とした旅番組が多いと改めて実感。一方で、日本滞在中にお会いした報道関係者は、英国の政治・経済・社会ニュースに対する日本在住者の関心は総じて低いと仰っていました。その方曰く、「理想化された姿でないと、日本では英国や欧州の事象には興味を持ってもらえない」。それはとても残念。リアルな英国にこそ楽しさがいっぱい詰まっているのに。ということで、英国の本当の魅力を一人でも多くの人に伝えることができるよう今年も頑張ります。2016年も英国ニュースダイジェストをよろしくお願い申し上げます。(籠)

月

あけましておめでとうございます! 皆さん、今年用のスケジュール帳は何を購入されましたか。同僚と話をしてみると、英国の老舗ブランドやドイツの文具メーカー、日本のほぼ○手帳に至るまで、かなりこだわりをもってスケジュール帳を選んでいるようです。かく言う私は、長年決まったブランドの色形のものを購入しているのですが、昨年は後半ほぼ白紙状態という体たらく。今年はきちんと記入するぞと意気込んだものの、動き出すのが遅れていつものスケジュール帳は完売。スタートからけちが付いてしまいました。まあ新しい色で新鮮な幕開けと気を取り直し、頑張って書き込みたいと思います!(月)

潜

新年あけましておめでとうございます。さて新年と言えば「抱負」です。ここ数年、変わらず掲げ続けている新年の抱負の一つに「年に一度は、これまで行ったことのない国(100歩譲って都市でも可)へ旅行する」というものがあります。気に入った場所はリピートして訪問してしまう傾向のある私ですが、年に一度くらいは新しい土地へ行くべき! と自分に言い聞かせています。ちなみに2014年と2015年は連続で達成(それぞれ米ハワイ、オーストリアのウィーンへ旅行しました)。今年の予定は未定ですが、ちょっと遠い未知の国(南米?)に行けたらと思っています。2016年、皆さんはどの国や都市へ行かれますか? (潜)

嵐

フランスの人気観光地「モン・サン=ミシェル」が、英国にもある!? と聞いて以来、訪れたかったコーンウォールの「セント・マイケルズ・マウント」に年末行ってきました。干潮時に石畳の道が現れ、歩いて小島まで行けるという、おとぎの国の話に出てきそうな場所で、古代の遺跡や聖地が連なるレイ・ライン上に位置しているパワー・スポットの一つ。小島からの帰り、「あと5分で道が塞がる」と教えてくれた地元民は、さすが心で分かっていると感動しました。巨大なシーフードのプラッターをお手頃価格で食べることもでき、食も楽しみましたが、名物クリーム・ティーを逃したので、次回はぜひ試したいです!(嵐)

 

スタッフのつぶやき 3 December 2015 vol.1448

3 December 2015 vol.1448

籠

同じフラットに暮らすルーマニア人夫婦に可愛い女の子が生まれました。パパになった男性は普段はまあ良い人なのですが、酒癖が悪く夜間に騒ぐので、今まで何度か私と衝突しています。奥さんの方はあまりお見かけする機会さえなく、妊娠していたことすら知りませんでした。ところが赤ちゃんが生まれた途端、夫は酩酊する姿を見せなくなり、奥さんはフレンドリーに。先週末も夫婦で私の部屋まで子供を連れてきて、出産の際に病院で起きたあれやこれやについてドラマ仕立てで小1時間ほど話してから自分の部屋に戻っていきました。ついに我がフラットにも平和が訪れた。まさに子はかすがい。(籠)

月

いよいよ師走。クリスマス間近のこの時期、ロンドンの様々な劇場で上演されているのが「パントマイム(パント)」。パントマイムと言うと、台詞のないパフォーマンスを思い浮かべるかもしれませんが、英国では「シンデレラ」や「アラジン」のような誰もが知る物語を歌や踊りで見せる、誰もが気軽に楽しめる演劇を指します。男優が女装したり、観客もブーイングなどして舞台に参加できるとあってお子さんにも大人気。悪者がヒーローに近付いたら「イッツ・ビハインド・ユー!」と叫ぶなど決まった掛け声があるので、いくつか仕込んでから英国ならではのクリスマス演劇を楽しんでみてください!(月)

海

10月にスイス、オーストリア、チェコを巡りました。スイスでは氷河特急やベルニナ急行などの登山電車に乗り、壮大なアルプスの山々を堪能。特にスイスのサンモリッツ湖に映る山の紅葉と街並みがとても美しかったです。ところで旅にはアクシデントが付きものですが、今回もやっぱりありました。事前予約したチューリッヒからザルツブルクへの夜行電車が普通電車で、途中の駅で最終電車から翌日の始発電車まで駅で待機というスケジュールだったことが現地で判明。もちろん駅は極寒。車両点検していた係員に懇願して、始発待機の電車で寝かせてもらうという貴重(?)な体験をしたのでした。(海)

七

少し前、久しぶりに母がロンドンに遊びに来ました。市内観光はもちろん、滞在中は英南部に位置するバースへ。街全体がユネスコの世界遺産に登録されているバースは、とても趣があり本当に美しいところでした。紅葉を楽しみながらおいしいものを食べ、古代ローマの公衆浴場跡を見学したり、英国唯一の天然温泉へも。旅行の最後はゆっくり温泉につかって、というプランでしたが、水着で入る温泉は深さ1.3メートル以上あるため低身長の私たち親子は浮き輪を要し、広い温泉を泳ぎながら移動。後日、気付けば筋肉痛になっていました。12月はクリスマス・マーケットで賑わうバース、ぜひまた行きたいです。(七)

 

スタッフのつぶやき 5 November 2015 vol.1446

5 November 2015 vol.1446

籠

10月18日に弊社主催のフリーマーケットが行われました。当日は約1000人の来場者にお越しいただき、うれしい悲鳴をあげっぱなしの状態。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。弊社社員の大多数が、普段はオフィスの地下に籠城しっぱなしの毎日を過ごしています。読者の方々と直接お会いできる機会が思いのほか少ないので「ダイジェストを見た」と言ってお越しいただいた方と直接お会いできる機会を持つことができて感無量です。また会場には色々と制約もあったのですが、きれいにお使いいただき感謝しております。ねえダイジェストの皆さん、また何かイベントを計画しようよ。(籠)

月

先日「馬刺アイス」「ガリガリ君リッチナポリタン味」など日本のユニークな食品を紹介する英国の新聞記事(本号P5参照)を見掛けましたが、日本から戻ってきた同僚から、プレミアムうまい棒 明太子味、雪の宿マロングラッセ味(季節限定)、マヨネーズあられ、とまあ見事に日本ならではのこだわりあるお土産をもらいました。確かに英国人から見たら驚くべきバリエーションだろうなと思いましたが、考えてみれば英国のクリスプスにだって珍味系がありますよね。ハギス味やマーマイト味、夏期限定バター & ミント味なんていうのも見かけました。こういうB級お菓子にこそ、お国柄が表れやすいのかもしれませんね。(月)

潜

10月から実施が始まった通称「マイナンバー制度」。皆さんはどこまで情報収集されていますか。住民票と紐付けされるというこのマイナンバー、海外住まいで日本に住所のない在外邦人には付与されないようですね(私もその一人)。当面は不都合はなさそうですが、今後、銀行口座や運転免許証、生命保険とも関連づけられるようになっていくと、もしかすると不都合なことが出てくるかも? という気がしています。ただ今は情報が少ない上に日本国内でも混乱が見られたりして、今後どうなるかは何とも分かりませんね。いざという時に慌てないように、ちゃんと情報収集しておかねばと思っているところです。(潜)

紅

ロンドンの交通関連に悩まされています。毎月ゾーン1‐2の地下鉄・バス定期をオイスター・カードにチャージするのですが、先月、販売機でいつものように処理したところ、「失敗したので再度お試しください。引き落としはされていません」の表示が。2回目は成功。その後は普通に使っていたのですが、銀行明細を見ると2回引き落とされている! それから電話、手紙、メールと様々な方法で連絡し続けること1カ月。まだ払い戻しされていません。そして高額な交通費を払っているにも関わらず、頻繁に起こる遅延やストライキ。日本では1分の遅れでも大変なことと捉えられているのに。ぜひ見習っていただきたい。(紅)

 

スタッフのつぶやき 15 October 2015 vol.1445

15 October 2015 vol.1445

籠

世界を沸かせたラグビーW杯日本代表は、惜しくも1次リーグで敗退してしまいましたね。楽しい1カ月間でした。サモア戦が行われた会場に、日本代表を応援するイングランド人がいっぱいいたことにびっくり。そして自国以外のチームに対する賛辞を惜しまない彼らを前よりもっと好きになり、ラグビー・ファンの方々全般に対しては敬意さえ覚えるようにもなりました。多かれ少なかれ、同じような感慨を覚えた方はきっとたくさんいらっしゃるかと思います。好意が伝播していくような機会ってそんなに多くないですものね。2019年大会では、日本だけでなくイングランドも全力で応援しようと誓いました。(籠)

月

10月18日(日)に弊社にてフリーマーケットを行うことになりました。日本では手軽に購入できても、ロンドンで手に入れるのはなかなか大変といったたぐいのもの、たくさんあると思います。自分はもう使わないけれど、ほかの人たちの役に立てば……そんなものを皆で持ち寄って、互いに補い合う、そんな場になれば良いなと考えています。弊社スタッフも私物を出品することになり、帰省するたびに少しずつ買いためた本や衣類などを、名残惜しさを感じつつ断捨離の精神で選別している真っ最中。出店される方、購入する気満々の方、ちょっとのぞきにという方、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!(月)

 
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