ニュースダイジェストの制作業務
Mon, 08 December 2025

LISTING イベント情報

編集後記 1 May 2014 vol.1410

1 May 2014 vol.1410

嵐

スコットランドにあるスピリチュアル・コミュニティー、フィンドホーン・ファンデーション(www.findhorn.org)の体験週間に参加してきました。初めて会った人たちと1週間生活をともにし、瞑想やダンス、自然散策など様々な楽しいアクティビティーを体験。1週間が2~3週間に感じるほど毎日が本当に充実していて、とても心の温まる素敵な経験ができたと同時に、「今を生きる」意味を学んだように思います。興味のある方は2009年に弊誌に掲載されたスピリチュアル特集をご参照ください(料金などは変更されています)。www.news-digest.co.uk/news/features/4655-spiritualism-guide-uk.html(嵐)

潜

過去数年のロンドンの夏を振り返ってみると、2013年ロイヤル・ベビー誕生、12年オリンピック&パラリンピックとダイヤモンド・ジュビリー、11年ロイヤル・ウェディング(これは春?)など、大型イベントが毎年開催されていましたね。14年の今年は、それに比べると「これ」といったイベントがなく、やや盛り上がり度の低い夏になるのでしょうか……。いやいや、天気予報によると、今年は「記録的に暑い夏」になるのだとか。大型イベントがなくても、夏らしい暑い夏(これもロンドンでは珍しい!)を今から心待ちにしつつ、目の前に迫りくる花粉症の季節を何とか乗り切りたいと思っています。(潜)

 

編集後記 17 Apr 2014 vol.1409

17 April 2014 vol.1408

籠

主に在英邦人のマラソン愛好者たちで構成された集まりに参加する形で、4月6日に開催されたパリ・マラソンに出場してきました。主催者発表によると、海外からの参加者は1万人強。マラソンついでにパリ滞在を満喫しようとする人も多いようで、大会翌日には市内の観光名所で足を引きずって歩く人を何度も見かけました。英国在住ランナーも民族大移動したらしく、ロンドンへと向かう帰りのユーロスターでも、乗り降りで足を曲げられずに困っている人がいました。あんなに苦しい思いをするのに、参加費まで払ってなんで42.195キロも走るのかって、走らない人にはきっと分からないだろうなあ。(籠)

月

13日はロンドン・マラソンの日でしたね。私、すっかり忘れて買い物途中に通過駅のウェストミンスターで「いい天気だから公園を散歩しようかな」と思い、ふらっと外に出てしまったのです。出た途端、歩道を埋め尽くす人たちと大歓声。「あ、マラソンだ……」。駅に戻ろうにも一方通行で戻れず、どうせならとランナーたちを応援しつつ、完走者たちでイモ洗い状態の公園を歩きました。私はなんで42.195キロも走るのかって思ってしまうタイプの人間なのですが、充実感と解放感に満ちた人たちの笑顔を見ていると何だかうらやましくなってしまいました。でもやっぱり自分では走りたくないな……。(月)

 

編集後記 3 Apr 2014 vol.1408

20 March 2014 vol.1407

籠

今年もまた新しい季節がやってきました。日照時間がぐんぐんと延びていき、夏時間が始まって、あちこちで水仙が咲き誇っています。また意外とロンドン市内には桜の木が結構あって、つい立ち止まって眺めてしまうことも度々です。そして、春は日本人駐在員の方々が異動する季節でもありますよね。つまりは悲しい別れの分だけ、新たな出会いがある。何が言いたいかと言うと、英国で日本人として暮らしていると、春という季節のもののあわれみたいなものが、より深く味わえるような気がしたんです。ともかく、この美しい季節を十分慈しむことができるように、毎日を大切に過ごしていきたいと思います。(籠)

月

週末、ロンドン北部の劇場そばで、桜の並木道に遭遇しました。ほんの少し、黄緑色の若葉がのぞく満開の桜。ロンドンではあまり見ることのない(恐らく)ソメイヨシノの、純白にほんの少しの紅を溶かしたような淡いピンク色の花びらが風に吹かれて舞う姿に思わず見とれ、口をぽかんと空けたまましばし立ちすくんでしまいました。ふと我に返って辺りを見渡してみれば、立ち止まって桜を眺めているのはアジア系の人たちばかり。日本人の桜好きはよく知られるところですが、ほかのアジアの人たちにとっても桜は特別な存在のようです。桜の何が、こんなにも私たちの心を惹きつけるのでしょうね。(月)

黄

ロンドンではそんなに身近な動物ではないかもしれませんが、電車などでちょっと遠出すると羊を見かけることが多い英国。私は、もふもふした奴らを見つけると癒される羊ファンなのですが、BBC2でここ数年、毎春放送されている子羊特集は欠かさず観ています。今年も先日放映されたのですが、春は子羊が生まれる季節なので、番組では子羊が次々と産まれる瞬間を生中継しつつ、畜産農家の年間業務を密着取材。牧羊犬の生活や羊の餌、食肉になっていく過程までも分かりやすく伝えていました。羊牧場のそばを散歩すると実際に出産場面に出合えることもあるので、羊ファンの方にとっては絶好の機会です!(黄)

眠

珍しく晴天の多いロンドンの春、いかがお過ごしですか? 空が青いと水仙も桜も一段と美しく見えますよね。私は去年、痛恨のスケジュール・ミスで見逃してしまったブルーベルの開花を楽しみに待っているところです。以前、ロンドン郊外のエッピング・フォレストを散策中に偶然、ブルーベルの咲き乱れる森に入って以来、可愛らしい紫の小さな花と、春の柔らかな光が作り出す幻想的な風景にすっかり魅了されています。日本のお花見のように飲んだり食べたりは出来ませんが、妖精が出てきそうな森で純粋に花を愛でるのもいいですよね。今年こそブルーベルで有名なアシュリッジ・エステイトに行くぞー!(眠)

 

編集後記 20 Mar 2014 vol.1407

20 March 2014 vol.1407

籠

もう何十年も前に渡英したという方々のお話を伺うたびに、驚愕のエピソードに出会います。船やシベリア鉄道で英国までやって来たとか、当時はロンドン市内ですれ違った日本人とは面識がなくても挨拶をして連絡先を交換する習慣があったとか。そんな中で強烈に印象に残っているのが、英国人の友人に「明日から時間が変わるよ」と言われて、「この人は頭がおかしいんじゃないか」と本気で思ったという話。確かに「サマー・タイム」という概念を知らないで「明日から時間が変わる」と言われたら、パニックを起こしそうですね。3月30日に時計の針を進めるのを忘れないようお気を付けください。(籠)

澄

弊誌にコラム「シティを歩けば世界がみえる」を書いて下さっている寅七さんのシティ散策歴史ツアーに参加してきました。天気も良く、まさに散策日和だった日曜の午後、ツアーは王立取引所前からスタート。今回案内してくれたのは、路地裏の歴史が中心。普段なら絶対に通り過ぎてしまうような小道をどんどん奥に進んで行くと、至るところにロンドン初のコーヒーハウスやロンドン証券取引所、近代的生命保険発祥の地であることなどを示す標識がありました。シティから始まり世界に繋がっていく歴史の背景を知ることで、「シティを歩けば世界がみえる」という意味を実感することができました。(澄)

 

編集後記 6 Mar 2014 vol.1406

6 March 2014 vol.1406

籠

テムズ河沿いで開催された20マイル(約32キロ)マラソン大会に参加しました。朝5時前に起床して、バスを乗り継ぎ会場へ。大雨のせいで沼や小池と化した道を泥まみれで疾走。フル・マラソンの距離の約4分の3を走るわけですからバテることを覚悟していたのですが、意外にも爽快な気分でゴールしました。「帰り道であと10キロ走ればフル・マラソンを走ったことになるな」と思い、柔軟体操をしてバナナを食べてからまた走り出そうとしたら……両足全体がつってしまいました。しばらく地面に倒れ込んでもだえていたのに、疲弊し切ったほかの参加者たちが誰も気付いてくれなかったのが悲しかった。(籠)

月

古今東西のセレブ情報に精通したスミス京子さんが、旬のタブロイド・ネタを取り上げるコラム「セレブの部屋」が本号をもって終了することになりました。私が入社して間もなく本コラムの担当になったときには、英国人セレブの知識が皆無で、「サイモン・カウェルって誰!?」「ワン・ダイレクションのメンバーの区別がつかない!」など、毎回にわか勉強に明け暮れたものでした。そんな日々が続くこと数年。特訓(?)の成果か、今では毎日欠かさずタブロイド紙数紙をチェックするミーハー編集者になりました。京子さん、今後も日々鍛えますので、また別の機会にお仕事をご一緒できましたらうれしいです!(月)

狸

いまだかつて、大けがも深刻な病気もしたことのない健康な私。ところが最近、捻挫を初体験しました。ヒールで急ぎ足で歩いていたら、平坦な道で重心を崩し、「ピキッ」と音がしたと同時に激痛が……。片足を引きずりながらなんとか駅まで歩いたはいいものの、階段だらけのロンドン地下鉄駅を上り下りするのは一苦労! 日ごろの健康な身体に感謝する良い機会となりました。うれしかったのは、何人かの道行く人たちが「大丈夫?」と声を掛けてくれたこと。それ以外にも重い荷物の持ち運びを手伝ってくれたり、ドアを押さえていてくれたり。こうしたロンドナーの気遣いは素晴らしいですよね。(狸)

柑

先日、日本から母と妹が遊びに来てくれ、ロンドンとパリを観光してきました。かなり楽しかったのですが、パリでまさかの詐欺被害に! 駅で切符を買おうとしていたら安く売ると声を掛けられ、始めは断って いたものの「試しに使ってみていいから」と改札まで連れて行かれ、妹が中へ。あれ、入れた? でも誰かに呼び止められてる……何これ? と混乱している間にお金と引き換えられ、私たちも慌てて改札内へ入ったところ、切符は子供用で、待ち構えていた係員に罰金を払わされてしまいました。よく聞く話ですが、まさか自分の身に起こるとは……涙。皆さんも旅行の際は十分に気を付けてくださいね!(柑)

 

編集後記 16 Jan 2014 vol.1403

17 January 2014 vol.1403

籠

「何かが激しく点滅している」。朝方にパディントン駅を出発し、ロンドン郊外へと向かう電車の中で本を読みながら、まどろみかけていたときのことです。最初は、車内の照明がイカれてしまったのかなと思いました。周囲を見回すとほかの乗客は既に眠りこけていて、あたふたと当惑しているのは僕一人。もしかすると軽い眩暈を起こしていたのかもしれないなと思い、本を鞄の中に閉まって目をつぶると、また激しい点滅――。その正体は、線路脇に立つ木々の間から差し込んでくる太陽の光でした。日中でも顔の横にある太陽と、随分と地上に近くなったように見える夜空に瞬く星。冬の光はどこか神秘的。(籠)

月

私の2014年は、元日放映のBBCドラマ「シャーロック」とともに始まりました。自室にテレビがないので、日本から来た友人が滞在するホテルへ。食当たりを起こして寝込んでいる友人を横目にワイン片手におつまみをいただきつつ、第1話をとっくり堪能しました。その後、12日には全3話が終了。世界中のファンが2年間待ち望んでいた新シーズンは瞬く間に終焉を迎えました。お預けを食わされるのが嫌で、映画のシリーズものはすべて終わってからDVDで一気に観ている私ですが、うっかりシーズン1ではまってしまったのが運の尽き。ひたすら待った揚げ句、 1月中旬にして既に燃え尽き症候群です……。(月)

 

編集後記 3 Jan 2014 vol.1402

3 January 2014 vol.1402

2014年新年の抱負


籠

TOEICで満点取るぞ!
在英邦人社会で暮らしていると、英語を使う機会がめっきり減ってきませんか。そこで今年の目標は「目指せ! TOEIC満点」。試験勉強を通じて、英語への意識を高めるというのが狙いです。英検やTOEFLはたくさん受けたことがあるのですが、恥ずかしながらTOEICへの挑戦は皆無。どうせやるなら、満点を目指したいと思います。(籠)

月

厄を落とし切る
大中小問わず、様々なトラブルに見舞われる私に、周囲の人たちが「本気で厄祓いした方が良い」と口ぐちに勧めてくるので、昨年11月に日本へ一時帰国した際、某有名神社で七五三を祝う家族たちに囲まれつつ誰よりも真剣にお祓いしてもらいました。が、その後もトラブルは継続中。今年はここ英国で、徹底的に厄を落とし切ります!(月)

縞

ミニマムな生活を目指す!
必要最低限のものに囲まれて暮らす、ミニマムでシンプルな生活に憧れて早数年が経ちますが、なかなか実行できていません。今年こそは、断捨離を実行しつつ、お得なセールに釣られての買いだめや、「いつか使うかも……」と思って、何でも取っておくことをやめて、憧れのライフスタイルを目指すことを宣言します!(縞)

潜

抱負を実現可能な一つに絞る
映画を100本観る / 本を20冊読む / 定期的に運動する / アート作品を作る / 英語のボキャブラリーを増やす / 英語以外の外国語を学ぶ / 貯金を増やす / たくさん旅行する / 辛抱強い人になる……。年が明けるたびに多くの抱負を抱くのですが、考えただけで満足してしまう有様。どれも実行したいと思う私は欲張りなんでしょうか。(潜)

嵐

自分の在りたいように生きる
最近、平和ボケを感じています。もし明日で私の人生が終わりだとすれば、一体何をするだろうと思いながら生きるということは、死ぬときに後悔しないよう、自分の在りたいように生きることなのではないでしょうか。私の人生は一度きり。それを念頭に、最高の自分で在ることができるよう、楽しんで生きていけたらなと思います。(嵐)

澄

バランス
何かにはまってしまうと、完全にのめり込んでしまう傾向にある私。仕事と生活のバランスや食事のバランスなどを上手くとることができず、不規則がたたってか「なんだかここ最近で老けたね」と言われた昨年を反省して、2014年は色々な生活場面で上手くバランスを取ることを心掛け、心も身体も健康でいられる一年にしたいです。(澄)

眠

車の免許を取ってみようかな… できれば… でも無理かも…
これまで抱負なんて考えたことすらありませんでした。だって、決意とか、ちょっと気恥ずかしいし、守らなければというプレッシャーで胃炎になりそうな生真面目な性格だし、計画立てるの苦手だし、日々のことで精一杯だし……。でももう書いちゃったじゃないですか。学科テストのアプリ入れて満足している場合じゃないですね。(眠)

髭

脱インターネット
新年、あけましておめでとうございます。ウェブ担当、初めてFrom Staffに登場の「髭」です。インターネット依存度の高かった2013年を踏まえ、今年は実体験重視型へ「脱インターネット」を抱負に、無目的なネット・サーフィンを避け、タイムラインの誘惑に負けないよう頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。(髭)

狸

学びと継続
新年あけましておめでとうございます。昨年を振り返ると、英国に来てから一番安定した年だった印象があります。大きな事件もなく平穏に生活できたのはとてもありがたいことなのですが、今年は一歩前進するため、新たに専門分野の勉強をすることと、それを継続することをテーマに頑張りたいと思います。飽き性な自分に喝! (狸)

鯖

活動的健康第一
近ごろ、前夜の行いが翌朝の体に響くようになったり、はっちゃけ過ぎた翌日のリカバリーに時間を取られるようになったりと、体から何か訴えられているのをしみじみ感じるようになってまいりました。ということで、日々の生活にもっと運動を。空いている時間はもっと色々活動していくよう、精進したいと思う次第でございます。(鯖)

猫

隠れた名所的な神社を巡る
私の地元は京都なのですが、京都といえば神社仏閣。コンビニの数より神社の数が多といわれる京都ですから、地元の私でも知らない隠れた名所的な神社がたくさんあるのです。今年は、里帰りのたびにそういった神社を回ってみようと思います。手始めに、まずは日本で唯一という頭と髪の神様がいらっしゃる御髪神社へ!(猫)

渚

スケジュール管理
毎年、気合いを入れて可愛い手帳を購入するも、買ったことに満足しほとんど空欄で終わってしまう私ですが、2012年はスケジュール以外にも毎日、日記をつけるまでに進歩しました。しかし、2013年はまた元通りに。今年はスケジュールだけでもつけ、すっきり整理された生活を送りたいと思います! まずは可愛い手帳選びから! (渚)

黄

毎日化粧
5年くらい前からずっと同じことを掲げては達成できていないこの抱負。あまりに何回も宣言しすぎて、毎年「また言ってる」的な扱いを受けてしまうのですが、朝バタバタした状態で化粧のために時間を割くことが私にとっては難易度が高すぎて……。急なお出掛けにスッピンという事態を何度も後悔しています。こ、今年こそは!(黄)

柑

ブログを始める&続ける
渡英直後、見るものすべてが珍しく、街中のデザイン一つひとつに感動していました。最近では色々なものを見慣れてしまい、休日も家でPCに向かう日々。外出のキッカケと、そこでの気付きをアウトプットする力をつけるため、今年はブログを始めようと思います。2週間に1記事アップ! を、あくまで目標として、気楽にやってみます。(柑)

 

編集後記 21 Nov 2013 vol.1399

21 November 2013 vol.1399

籠

分厚い靴下、股引、ヒートテックのズボン、レッグウォーマー、湯たんぽ、電気カーペット……。過去1週間に購入した防寒グッズの数々です。座り仕事をしているからか下半身が冷える傾向にあり、冬将軍が到来する前に急げ! ということで買い込みました。さらにはホッカイロ(ピタッと張り付く)と足湯器(ジャグジーみたいに泡が出る)と加湿器(音をほとんど立てない)を常備しており、この冬の防寒対策は完璧。それらすべてを装着すると、見た目だけ機動戦士ガンダムのモビルスーツみたいなフル装備になります。弊社オフィスでは風邪が流行中。読者の皆様も体調管理にはお気を付けください。(籠)

月

先日、日本へ一時帰国しました。家族や友人と語らい、おいしい和食を堪能し、さてロンドンに戻るぞと成田空港の某航空会社のカウンターに赴いたところ、「(月)さん」という声が。そこには同時期に帰国していた同僚の姿がありました。「機内で口開けて寝ていたら恥ずかしいぞ」と緊張したりしたのですが、約12時間のフライトもつつがなく終了。ともに入国審査の列に加わったところ、中心部へ出る地下鉄がクローズしているとのニュースが! さっそくロンドンの洗礼を受けましたが、愚痴を言い合い、タクシーを相乗りすることでその衝撃と金銭的負担を減らすことができました。まさに「旅は道連れ」ですね!(月)

澄

スペインはマドリッドへ行ってきました。かつて一緒に英語を勉強したスペイン人の友人と、いつか遊びに行くからねと約束をしてから早7年、ようやくその約束を叶えることができました。前もって計画することができない私が友人に連絡したのは出発の5日前。そんな土壇場の連絡に驚きもせずに出迎え、滞在期間中ずっと観光に付き合ってくれ、友人や家族を招いてホーム・パーティーまで開いてくれました。指さしスペイン語会話の本を片手に奮闘していた私に、会う人皆が温かく接してくれ、普段の観光とは一味違った貴重な体験ができました。月日が経っても変わらず迎えてくれた友人に感謝です。(澄)

鯖

初めましてデザイナーの(鯖)と申します。いち読者のころからずっと編集後記を書くことを夢見ておりました。私は仏独のダイジェストの業務もやっていて、最近では独966号の「私の街のレポーター」のドレスデンの写真に写った、仲睦まじく手をつないだ老夫婦の姿に胸キュンしています。こちらの記事はドイツにいなくてもこちらからご覧いただけます。英国ダイジェストのウェブサイトからも簡単に仏独のサイトにも飛べますので、ぜひのぞいてみてください。(鯖)

 

編集後記 7 Nov 2013 vol.1398

17 October 2013 vol.1397

籠

幼いころ、保育園の砂場や近所の公園で穴ばっかり掘っていた記憶があります。小さなシャベル片手に「掘り続けたら地球の反対側に出られるかもしれない」と本気で考えていたような、父親に「地球の反対側に出る前に『マグマ』というウルトラマンの怪獣が飛び出てくるみたいな灼熱の場所に出て死んじゃうよ」と教えてもらったような。かなり昔の記憶なのでもしかすると事実ではないかもしれません。ともかく、14ページ掲載の是枝監督インタビューを読みながらそんなことを思い浮かべていました。孤独に掘り続けているうちに遠いどこかの誰かとつながっていた、ってなんだかとても素敵な話ですね。(籠)

月

英南東部のチチェスターへ芝居を観に行きました。ロンドンから少し離れた地方都市、おまけに駅からは少々不便な立地だというのに、観客のほとんどが高齢の(恐らく)英国人。こんな場所まで舞台を観に来るというエネルギーに脱帽しました。ちなみにこの芝居、テーマは同性愛問題を絡めたパブリック・スクールの男子生徒たちの人生について。かつて映画化され、日本では若い女性の間で人気を呼んだ作品なのですが、それを高齢者が9割以上を占める熱気ムンムンの小劇場で観るという、興味深い体験となりました。英国の高齢者の方々のフットワークの軽さと好奇心旺盛ぶり、実に素敵です!(月)

潜

もらいものの雑貨、過去3年着ていない洋服など、気が付けば、不要品ってどんどん増えていきますよね。そこで不要なモノを減らす「断捨離」を決意しました。とは言え、まだ奇麗で捨てるに忍びないものは、会社の近所にあるチャリティー・ショップに寄付。先日も、本棚に眠っていた本を職場に持参し、同僚の(月)さんに「こんなの寄付しに行く予定だけど、よかったら読む?」とぱらぱらめくりながら見せていたところ、なんと20ポンド札が2枚折り畳まれて挟まっているのを発見!! 衝撃の瞬間を(月)さんと共有し、ちょっと得した気分になりました。皆さん、へそくりを隠した場所は、ちゃんと覚えておきましょうね。(潜)

柑

新しくウェブ部のスタッフになりました(柑)です。ワーホリで今年8月に来たばかりで、英国で働くのは初めて。通勤ラッシュや、朝マックに並ぶビジネスマンの姿を見ては、「英国の通勤事情、垣間みたり!」と喜んでいました。そんな折、働き始めて初めての金曜日、仕事帰りに電車に乗ったら、隣の車両から陽気な歌い声が……。そうか、金曜日だから仕事が終わっておじさんたちが大騒ぎしてるのか。これが英国の花金なのね!! と妙にテンションが上がってしまいました。これが嫌になってきたら英国での仕事も板についてきたってことなのでしょうか。がんばりますので、これからどうぞよろしくお願いします!(柑)

 

編集後記 17 Oct 2013 vol.1397

17 October 2013 vol.1397

籠

先日めでたく34回目の誕生日を迎えたのですが、その日の晩に、傷害事件を起こして警察に追われる夢を見ました。寝つきの良さと眠りの深さには絶対的な自信がある私が珍しく夢を見たと思ったら、ロンドンの寂れたビルの中に息を潜めて隠れながら事件を起こしたことをひどく後悔している、という悪夢。相当うなされていたようで、深夜に一度ガバっと起きてしまい、水を飲んでから再び寝床に着いたら、今度はその続編をまた夢で見ました。念のために申し上げますと、心当たりは全くありません。かなりの臆病者だし、そもそもアクション映画すら好きではないのです。誰か夢解きしてくれないかなあ。(籠)

月

日本では、強靭な胃袋の持ち主として知られていた私。ところがここ英国では、たびたび食あたりを起こしています。前にも書きましたが、少し前には同僚2人と生ガキをシェアしたところ、私一人があたって七転八倒。同じパブではその後、マグロのステーキでもお腹を壊しました(ちなみに同席した人たちは無事)。先日はロンドン郊外のレストランで鴨肉を堪能したら、帰りの列車で急に激しい吐き気に見舞われ、トイレ目がけて走れば「故障中」の札。その後は神様に祈りつつ、長い長い1時間の道のりを耐えました。果たして英国の食材が悪いのか、私の胃袋が軟弱になったのか、それとも両方なのか……?(月)

縞

昨年のある日、ノックの音がしたので私のフラットメートがドアを開けたところ、そこにはおばけの恰好をした2人の子供が。そう、その日はハロウィンだったのですが、そんなことはすっかり忘れていた彼女。「うわあああ!」と本気で驚いてしまい、そして、大人にこんなに驚かれるとは思いもしなかった子供たちは「ソーリー……」と恐縮気味。「『Trick or Treat』だから何かあげなきゃ!」と気が動転した彼女は、子供たちが持っていたバケツにチャリーンと小銭を投げ込んでしまったそうです。子供たちは「何なんだこの家?」と思ったはずですが、これに懲りずに今年も来てくれるのでしょうか?(縞)

猫

先日スペインはセビリアまで行って来ました。スペインは歴史、観光においしい食べ物と盛りだくさんな国ですが、中でも私が楽しみにしていたのが、セビリアが本場のフラメンコ! 過去にカラオケで16点という低得点を叩き出した私は、自分に音楽的才能がないだけに、こうしたものに強い憧れがあるのです。大きな期待を胸に夜の街へ繰り出し、ハモン(ハム)とパエリアをいただいてどっぷりスペイン気分に浸ったところでフラメンコ小屋へ。本場のフラメンコは期待を裏切らない素晴らしいもので、その迫力と技術に度肝を抜かれました。また訪れた際にはぜひ別の小屋も試してみたいと思います。(猫)

 
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