ニュースダイジェストの制作業務
Mon, 08 December 2025

LISTING イベント情報

スタッフのつぶやき 15 September 2016 vol.1467

15 September 2016 vol.1467

月

(嵐)さんが弊誌ブログに道で遭遇した怪しい人物について語っていましたが、私はロンドンで何度も盗難に遭っています。パブでパスポートや多額の現金が入ったバッグを丸ごと盗まれたり(旅行直前だったので……)、ショップで商品を物色していた(と見せかけた)女性2人に挟み撃ちにされ気付かぬうちに財布だけすられていたり、カフェで地図を持った少年が道を尋ねてきたと思ったら、教えるために机に置いた携帯電話をつかんで逃げ去ったり。とにかく、妙に近づいてくる人がいたら要注意。日本だと痴漢か!? と思ってしまいがちですが、こちらでまず疑うべきは盗難です。皆さんもお気を付けください!(月)

“徒”

先日、ロンドンの街の模型がテムズ川上で燃え盛るイベントを観に行きました。予定より随分早い時間に到着したのですが、既にたくさんの人がおり、座るスペースもありません。このままずっと立ちっぱなしで待てるだろうかと思っていると、「ペッパピッグを30回観るくらいの時間よ? 待てないでしょう?」という声が。私の隣に5歳くらいの少年が立っていて、ぜひともロンドンの街が燃えるところを観ようとしているのですが、彼のお母さんがもう帰ろうと説得しているのです。ペッパピッグは人気の子供番組で1話の長さは約5分。少年は時間の長さの感覚に初めて納得したのか、2人は帰っていきました。(徒)

羊

ドイツニュースダイジェストの(羊)です。最新号ではスーパーマーケットを特集、プライベート・ブランド(PB)商品の比較をしているのですが、冷凍ピザや冷凍シュニッツェルを食べ続け、味見すればどこの商品か分かるという「利きPB」という特技が身につきました。そして最も力が入ったのがラップの切れ味を試すテスト。日本のラップの切れ味を知る者としては、ドイツのラップは前世紀の遺産に思えたものですが、様々な角度から観察すると、企業努力と進化の痕跡が。無心にラップを切り続け、確かな手ごたえを感じた瞬間は、えもいわれぬ快感を覚えました。英国のラップ事情はどうですか?(羊)

“砂”

家に韓国の友人が遊びに来たときのこと。駅に迎えに行くと、スーパーでトイレットペーパーを購入したいと言うので、そんなの家の近くで買いなよと笑いながらお店に寄りました。すると家に着いた途端、あなたにとトイレットペーパーを私に差し出すではないですか。韓国では初めて家に招かれたときや引越し時にペーパー類などの消耗品を贈る習慣があるとのこと。若い人はもうやらないかもしれないと照れる彼女も充分若いのに素敵だと思いました。ふとした瞬間に他国の文化や個人の人となりが見えて、日々に小さな発見が溢れています。人種が混ざり合うロンドンの魅力を感じた出来事でした。(砂)

 

スタッフのつぶやき 18 August 2016 vol.1465

18 August 2016 vol.1465

月

世界中で大人気のポケモンGO、恥ずかしながら「ポケモン=黄色いカミナリ怪獣がほかの怪獣を食べるゲーム」と思い込んでいた私にとってルールはいまだ複雑怪奇です。ただ一つ分かるのは、頑固なインドア派を瞬く間にアウトドア派に変えるパワーを持っているということ。某友人は、週末はひがな一日家に閉じこもってゲームをしていれば幸せという筋金入りのゲーマーなのですが、ポケモンGOを始めるや否や、朝晩の通勤は徒歩を大幅に増やして狩りに勤しみ、週末も朝からジョギングしながらポケモン探しに熱中する始末。「書を捨てよ町へ出よう」ならぬ「スマホを手に町へ出よう」ですね。(月)

“徒”

激混みの地下鉄通勤に耐えかねて、少し前からバスで会社に通い始めました。30分早く家を出なければなりませんが、一回座席に座れば、あとは寝るなり本を読むなりしていれば着くので快適です。同じ時間帯に乗るので、乗客にいつも同じ顔ぶれが混じっているのも分かってきました。中でも異彩を放つのが、双子の中学生男子。彼らは常にSFや古い西部劇などのちょっとコアな映画について、批評家のように生意気な口ぶりで熱く語るのが日課です。2人は髪の長さが違うだけで、あとはすべてソックリ。きっと乗客のみんなが「あの双子」と認知しているでしょう。まだユニークな人がいますが、それはまた今度。(徒)

澄

英仏独ニュースダイジェストの毎年恒例企画「フォトコンテスト」の今年の締め切りが今月の26日に迫ってきました。今年のテーマは「海外生活の一コマ」です。毎年たくさんの応募をいただいていますが、応募者の皆さんの色々な視点やそれぞれの思いを反映して撮られる写真は三者三様。どれも、数年後にその写真を見返したときには、たくさんの情景やその時々の気持ちなど、きっと多くのことが思い出されるのだろうなという作品ばかりです。ご応募いただく写真が、皆さんにとって2016年の、そして人生の素敵な思い出の一コマになるよう願いつつ、まだまだたくさんの作品の応募をお待ちしています。(澄)

七

夏休みシーズン到来! とこの季節を満喫したいところなのですが、就学児を持つ私にとって7月下旬から9月にかけての約8週間は、日々の生活との戦いとなります。子供の夏休みを充実したものにしてあげたいという思いと、なかなか減らない宿題の山。さて、どう乗り切るか。ご褒美方式で朝一番に宿題を終えさせて、公園やロンドンの観光名所を巡る日々を過ごしています。気付けばロンドンの地理・歴史に加え、地下鉄やバスの路線地図を網羅している息子。ときに携帯で検索するよりも早く、ルート案内をしてくれるまでになりました。「Work Hard, Play Hard」 をモットーに、残りも乗り切りたいです。(七)

 

スタッフのつぶやき 4 August 2016 vol.1464

4 August 2016 vol.1464

籠

今号を以って、英国ニュースダイジェストを卒業します。私にとってはこれが最後の「From Staff」です。普段は「ご愛読ありがとうございます」と書いても、社交辞令としか受け取ってもらえないこともあります。でも、ロンドン地下鉄の中で本誌を手にした人を見掛けただけで、フェイスブックがLikeされるだけで、そして「(籠)さんのコメントを楽しみにしています」と言われるだけで、どれだけうれしいか。眠くても、面倒くさくても、腹が立っても、「自分たちがつくるコンテンツを読んでくれている人がいる」と信じられるだけで元気が湧いてきました。改めてお礼申し上げます。ニュースダイジェストを読む人全員に幸あれ。(籠)

月

長年、一緒に仕事をしてきた(籠)さんが英国ニュースダイジェストを去ることになりました。思えば10年以上にわたって朝から晩までともに誌面づくりをする中では、時にその独創性にうならされ、時に侃々諤々(かんかんがくがく)の言い争いになったものでした。どれほど仕事が忙しくても、テニスのウィンブルドン選手権や音楽祭プロムスの時期になれば足しげく通い、週末には緑豊かな公園を何キロも走っていた、英国、そしてロンドンの街が大好きな(籠)さん。日本ではどんな生活を送ることになるのか、今は想像もつきませんが、きっと持ち前のバイタリティで困難も乗り越え、前に進んでいくのでしょう。(籠)さんの未来に幸あれ。(月)

 

スタッフのつぶやき 21 July 2016 vol.1463

21 July 2016 vol.1463

籠

英国のEU離脱決定以来、そして世界各地でテロが起きるたびに「移民問題」が持ち上がります。移民の一人としては暮らしにくい世の中になったなあと思う一方で、今こそ移民のイメージ改善に向けてPR 活動すべき、と盛り上がってきちゃいました。別に政治家ではないのだから、できることなんてたかが知れています。いつも買い物をするスーパーのレジのおばさんにきちんと挨拶をする。何度も壊れるシャワーを大家さんが直しに来てくれたら、文句を言う前にお礼を言う。たまには英国人の友達を招いて日本食パーティーなんか開いてみる。移民のイメージ改善は、こんな小さなことから始まると信じて。(籠)

月

6日、イラク戦争参戦の経緯などを検証したチルコット委員会の報告書が公開。これに合わせ、ナショナル・シアターでは大御所劇作家がイラク戦争開戦をテーマにして2004年に執筆した芝居のリーディング(戯曲の朗読)公演が行われたので行ってきました。ジョージ・W・ブッシュやトニー・ブレアなど当時の米英の重鎮が実名で登場する本作は、実際の発言に作家の想像を交えたもの。この作品内でブレアはブッシュにもて遊ばれている傀儡(かいらい)でした。それにしても実在の政治家の姿をここまで(虚実取り混ぜて)さらしてしまうとは。この国では演劇と政治は切っても切り離せない関係なのだと痛感します。(月)

“楽”

去年行けずに気になっていたウィンブルドンでのテニス観戦。(籠)さんに後押ししてもらい、今年は実現しました。始めに観戦したのは車いす男子ダブルス決勝。コートと観客席の距離が思ったより近くて、選手の表情や選手同士のアイコンタクトも見ることができました。間近で見る選手たちの奮闘する姿に、言葉では言い表せない何かジーンとくるものが。センター・コートで観た女子ダブルス決勝は、ウィリアムズ姉妹の迫力と会場の一体感に鳥肌が立ちました。一度体験したいと思っていたテニス観戦でしたが、気付いたら夢中になっていて、終わってから喪失感にかられました。また観戦したいです。(楽)

“徒”

6月末から編集部のメンバーになった(徒)です。社内はちょうどEU離脱の是非を問う国民投票やキャメロン首相辞任のニュースで大忙し。ただでさえ大変なところを、(籠)さんや(月)さんから手取り足取り教えていただきました。……過去形にしましたが、それは今も変わらず。そして現在も引き続き世界中で物騒なニュースばかりが続いていますね。でも週末に訪れた日本のカルチャー・イベント「ハイパー・ジャパン」ではヒジャブを着用したムスリムの女性が、首から下はアニメのTシャツでちょっとコスプレっぽくおしゃれしていたりと、とてもピースフルでした。これからもそうであってほしいです。(徒)

 

スタッフのつぶやき 7 July 2016 vol.1462

7 July 2016 vol.1462

籠

EU離脱決定で再燃した移民問題に関する議論を耳にするたびに、移民の一人としては微妙な気持ちを抱いてしまいます。少なくとも私はこの国で移民差別とはっきり認識できるような体験をしたことがなく、むしろ温かく受け入れてもらってきた思い出ばかりで、多文化なロンドンという街が大好き。でも正直に告白すると、移民である僕自身が「あの地区は移民ばかりで夜は怖い」なんて言葉を口に出してしまうことがあるぐらいですから、いわんや英国人をや。皮肉なことに英国では「ウィンブルドン現象」の語源となったウィンブルドン選手権の真っ只中。今週末はテニス観戦に没頭することにします。(籠)

月

「外国人は出て行け」。国民投票直後、知人のお孫さんのスペイン系小学校にこんな言葉が描かれていたそうです。元々カリブ系移民が多く、現在は高級住宅地として知られるロンドン西部の地域。生徒には英国生まれ英国育ちも多い学校です。考えてみるとロンドンで、まれに日本人であることで嫌な思いをすることはあっても、侮蔑的な意味で「外国人」という言葉を聞いたことはほぼなかったような気がします。これまで享受していたこの街の懐の深さに改めて気付かされたとともに、今後は新たな道を進まざるを得ない英国にあってもこの寛容さだけは持ち続けてほしいと願わずにはいられません。(月)

縞

リス 週末に「Transported by Design Festival」というロンドンの交通機関の過去、現在、未来のデザインの移り変わりを知ることができるイベントに行ってきました。リージェント・ストリート沿いにずらりと展示された、ビクトリア時代の馬車を始めとする年代物のバスや電車は圧巻。そのほか、モケットと呼ばれる車内の椅子に張られている布地のブースでは、モケットのデザイン工程や、歴代パターンの紹介なども。普段座っている椅子にも歴史があるのだと再認識した一日でした。 (縞)

澄

週末に、英南東部にある海辺の街ウィスタブルに行ってきました。ウェスタブルと言えばオイスターで有名ですが、今回のお目当てはロブスター。おいしいという評判を聞きつけたものの、2時間弱かけて行くほどのものなのかなと半信半疑で行ってみました。スモール・サイズを頼んでみると、女性には十分すぎるほど大きくて、きれいな色と形をしたロブスターが丸ごと出てきました。殻もあまり固すぎずに割れ、爪の先までしっかり身が詰まっていて、付け合わせのポテトもサクサクで大満足。月末にはオイスター・フェスティバルも開催されるウィスタブル。一度訪れてみてはいかがでしょうか。(澄)

 

スタッフのつぶやき 16 June 2016 vol.1461

16 June 2016 vol.1461

籠

今年も英国に花粉症の季節がやってきました。涙、鼻水、せき、くしゃみでもう最悪です。なのにロンドンの街中では「危険人物扱いされるから」という理由でマスクを着用できません。と、ここで疑問が。なんでマスクを着けるだけで変質者扱いされなきゃいけないんだろう。全身タトゥーや舌ピアスは表現の自由として認められているというのに。入れ墨を危険視する日本の浴場は国際基準に則していないみたいな風潮があるのに。だったらマスクを着ける自由も認めてほしい。針を入れたり刺したり好き好んで痛いことしている人よりも、苦しみを少しでも緩和させたい人の都合を優先させてほしい。マスクしたい。(籠)

月

リス(楽)さんとリージェンツ・パークのバラ園に行ってきました。園内をぶらついた後、ケーキとコーヒーを手に一休憩。ふと気付くと、こちらを見つめているリスが。何やら食べては尻尾をふるふる震わせるその姿を夢中になってカメラに収めているうち、気配を感じて振り向くと、目の前には別のリス。そのあまりの至近距離におののきつつ(楽)さんがレンズを向ければ、あちらはあちらで驚愕していたようです(自分で近付いたくせに)。こんな表情豊かな写真が撮れました。(月)

“砂”

雑貨屋でボブ・ディランの「風に吹かれて」が流れていました。店を出ても頭から離れずにいると、先ほど同じ店にいた親子がこの曲を口ずさみつつ、子供が踊っています。その光景がとても好きで、帰ってから曲を購入、お気に入りになりました。出合い方次第で、全く違うものに感じられるのが面白いですね。来英当初、地下鉄の階段を駆け上がる途中でふいにイヤフォンから、はっぴぃえんどの「風をあつめて」が流れてきて、風景とのギャップが大きくて笑ってしまったことがありました。音楽は生まれた場所で聴くのが1番しっくりくるような気がします。フェスの季節、英国の音楽との出合いが楽しみです。(砂)

七

日ごろの運動不足解消を目的に始めた自転車通勤。およそ2カ月が経ち、少しは慣れてきたものの、それでも忙しい都会を走り抜けるには今でも緊張が絶えません。朝晩の通勤ラッシュの時間帯には、ものすごい数のサイクリストが走ります。一斉に走る姿はまさにツール・ド・フランスのレースのようです。しかしながら最近は、ロンドン市内に続々と自転車専用レーンが配備され、車、サイクリスト、歩行者それぞれが安全に通行できる街づくりが行われていて、とても良いことだとサイクリスト側になり改めて思います。また、新しい趣味を楽しむべく、自転車で郊外へ遠出なんかも計画してみたいです。(七)

 

スタッフのつぶやき 2 June 2016 vol.1460

2 June 2016 vol.1460

籠

「英字新聞をすらすらと読めるようになる」というのが、かつての夢でした。大学生時代にまず「ジャパンタイムズ」の購読から始めたものの、1面に目を通すのさえアップアップ。残りのページを読む前に翌日の新聞がまた届くので、大部分は未読のままでした。友人を自宅に招いた際に、古新聞の束を見た彼から「お前こんなの読んでるの、すげーな」と言われたときの気まずさと言ったら。それが、今では日常的に英語の新聞や雑誌に触れているのだから、ちょっとは進歩したのでしょう。本誌4ページ掲載のコラムを参考にしつつ、「フィナンシャル・タイムズ」紙を小脇に抱えた姿が似合う男になるというのが次の目標です。(籠)

月

春なのか、もう夏なのか、はたまたまだ冬なのか、全く分からない不安定な天気が続いていますが、そんな中、頑張って季節を伝えてくれるのが花々の存在。こんな天候でどうやって咲くタイミングを知るのかと思ってしまいますが、水仙や桜、ブルーベル、藤など、今年も様々な花々が私たちの五感を楽しませてくれています。これからは何と言ってもバラですね。シュロップシャーにある、バラ育種家デービッド・オースティンのバラ園に一度は行ってみたいと思っているのですが、まずはリージェンツ・パークから。色とりどりのバラを見た後、隣接する野外劇場でバーガーを頬張り舞台鑑賞。これが私の夏の始まりです!(月)

 

スタッフのつぶやき 19 May 2016 vol.1459

19 May 2016 vol.1459

籠

ロンドン西部ホランド・パーク名物の孔雀を見に出掛けてきました。孔雀がその美しい羽根を扇のように広げるのは、求愛行動だと言われていますよね。だとしたら、彼らは求愛し過ぎ。だって、小1時間に及んだ私の公園滞在中、ずっと羽根を広げていましたから。しかも周囲を取り囲む見物客たちに合わせて頻繁に立ち位置を変えていて、あまりにも見境なさ過ぎ。もし人間があそこまでのべつ幕なしに求愛活動を取れば、さすがに敬遠されてしまうのではないでしょうか。できるものならこの孔雀にアドバイスを提供したい、と考えているうちに僕の貴重な休日はあっという間に過ぎてしまったのでした。(籠)

月

大雨の日、体調を崩した日、残業の日などに便利な出前。英国ではピザなどを除けばまだまだマイナーだった出前が、最近一気に注目を集めるようになりました。第一人者と言えるのが、カンガルー印でおなじみの「デリバルー」。人気のチェーン店と提携し、電話一本で宅配してくれるこのシステムを一度試してみたくて、同僚たちと会社でトライ……しようとしたのですが、お昼どきは受付が一時停止になっていたり、待ち時間が2時間以上だったり。結局、目星を付けたお店に個人的に注文し、取りに行く羽目になりました。お手軽お気楽な出前生活、ロンドンでは実現にまだもうちょっと時間がかかるようです。(月)

楽

今まで、ジムはサウナばかりを利用していた怠惰な会員でしたが、勇気を出してクラスに参加してみました。日本でやってみたかったハンモック・ヨガ。参加してみて、ハンモックにも色々な使い方があるのだと驚きました。ときに「先生それは正気ですか?」と突っ込みたくなるユニークなお手本を見て、ニヤニヤしています。しかし先生の顔は真剣です。体調によっては目まいがしたり、無理にやると落下の危険もあります。数回参加して、タイミングやコツが分かるようになると無駄な力も抜けて、心地良くなったりもして。いくつになっても新しいことができるようになるのはうれしいものですね。(楽)

卵

皆さん初めまして。(卵)と申します。外に出掛けるのが気持ち良い日が増えましたね。昨年10月に来英した自分にとっては、ようやく待ち焦がれていた季節の到来。日本では一年を通じて日焼けを避けて過ごしていた完全なインドア派だったのですが、長くて暗い冬を乗り越えた今では、すっかり太陽に恋い焦がれるようになり、公園でのピクニックなど、日なたで積極的に過ごすようになりました。環境はこうも人を容易く変えるのだなと、自分自身の変化に驚いています。それにしても、晴れた日の公園の芝生の混雑ぶりと言ったら……! こちらの人は公園が大好きだとは聞いていましたが、予想以上でした。(卵)

 

スタッフのつぶやき 5 May 2016 vol.1458

5 May 2016 vol.1458

籠

何を今さらですが、英国から日本への通話が大変気軽にできる時代となりました。10年前までは、格安で国際電話をかけられることを売りとする専用の電話ボックスまでわざわざ出掛けていたのですから。入店すると「あなたは5番」みたいに指定された番号の部屋に通され、そこで電話をかけるのです。隣の部屋で大声で話されている外国語がガンガン耳に入ってくるし、しかも通話がぷつぷつ切れる。それで話し終えたら、入り口付近に立っている怪しげなお兄さんに「はい、3.2ポンド」と言われてその言い値で支払うわけです。親と話すのにあんなにいかがわしい思いをしなければならない時代が過ぎ去って本当に良かった。(籠)

月

4月23日はシェイクスピアの没後400年ということで、関連イベントが盛りだくさん。私はテムズ川沿いをぶらつき、特別製作されたシェイクスピア全37戯曲の短編映像を37のスクリーンで流す「ザ・コンプリート・ウォーク」を堪能しました。人気俳優たちを使い、物語の設定場所で撮影した映像を無料公開するという太っ腹企画に「さすがは英国!」とうならされましたが、訪れてみると、いくつものスクリーンが故障中。聞いたところによると、朝は大多数が時間通りに始まらず、故障が直ってもスクリーンの一部は真っ暗のままだったりしたのだとか。こんなところもやっぱり「さすがは英国……」だったのでした。(月)

 

スタッフのつぶやき 21 April 2016 vol.1457

21 April 2016 vol.1457

籠

熊本地震の発生直後に、英国人の友人から、私の家族の安否を気遣うメールや携帯電話のテキストをもらいました。パリでの同時多発テロの発生時には、日本の知り合いから「大丈夫?」といったメッセージをいくつか。関東在住の家族も、ロンドンに住んでいる私自身も、健康かつ平和に過ごしているので、何だか申し訳なく思いながらも、「自分のことを心配してくれている人がいるんだ」と実感するだけで少し安心した気持ちになれるような気がします。たとえ遠くに離れていても、どんなに忙しくても、思うことなら今すぐにでもできる。思い続けながら何ができるかを考えようと誓いながら、今号の編集後記を書きました。(籠)

月

先月、東日本大震災発生から5年が経ち、ロンドンでも追悼行事が行われたと思ったら、九州地方で大地震が発生。熊本県だけでなく、広範囲にわたって余震が続いているということで、一日も早い事態の収拾を願うばかりです。弊誌のウェブサイトには、東日本大震災、そして今回の熊本地震に関するチャリティー活動の内容などを無料でご紹介させていただくページを設けています。イベントなどを計画される際には下記ページをご参照の上、弊社までご連絡いただければ幸いです。私自身もロンドンで何ができるのか、考え、行動し、続けていきたいと思います。(月)
www.news-digest.co.uk/news/features/japan-earthquake.html

 
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