#18 知らない街へと引っ越す同僚にゼンガ―社のガチョウのウォーミングピロー

Gans klein Kuscheltier & Wärmekissen Kirschkerner
50.00 €

ゼンガ―社は「サステナブルなデザイン」を大切にしており、ほとんどのぬいぐるみのデザインを30年以上変更していないという。ガチョウのほかに、ウサギやクマ、ラクダ、ペンギンなどもあるので、お気に入りを見つけよう。

子どもの頃、大切にしていたぬいぐるみ。一緒に寝たり、話しかけたり、時には涙を拭いてもらったりと、共に過ごした時間はかけがえのないものだった。そんな温かい動物のぬいぐるみを長年子どもたちに届けているのが、ヘッセン州の小さな街ミュッケにあるゼンガ―社だ。

設立者のフォルカー・ゼンガーは、母が営んでいた小さな縫製工場で、妻のザビーネと人形を作ろうとした。フォルカーはテーラーとしての教育を受けていたものの経験が浅く、納得のいくものをなかなか作れない。そんなある日、ゼンガ―夫婦のおいが「動物の顔をした人形を作って」と二人に頼んだ。これがゼンガ―社の転機となり、以来、愛情のこもった手仕事を30年以上続けている。

彼らの使命は、子どもたちに「一生の友だち」をプレゼントすること、そして大人たちに子ども時代の感覚を思い出させ、笑顔をもらすことだ。使用する羊毛や綿はドイツ産の100％オーガニック。ぬいぐるみの手触りはぎゅっと抱きしめたくなるほど柔らかい。また、中に入っているサクランボの種のクッションは、レンジで温めればカイロに、冷やせば保冷剤にもなる。

そんなゼンガ―社のぬいぐるみを、遠くの街へと引っ越す同僚に贈ってはいかがだろうか。新しい場所での生活に慣れるまで、時間がかかるかもしれない。そんな時、季節を問わず1年中寄り添ってくれるぬいぐるみが元気をくれるだろう。