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Mo. 29. Nov. 2021
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着物と現代美術から日本の近代化をめぐるダイナミズムを紐解く展覧会「オモシロガラ」が好評開催中!

期間2022年2月27日(日)まで

会場DKM美術館(NRW州デュイスブルク)

麻の葉旗文帯、1930 ~ 40年代、乾淑子氏所蔵、DKM美術館会場風景(写真: クリスティーナ・ワイルド)麻の葉旗文帯、1930 ~ 40年代、乾淑子氏所蔵、DKM美術館会場風景(写真: クリスティーナ・ワイルド)

現在デュイスブルクで開催中の「オモシロガラ」展。着物と現代美術から、日本を軸としたアジアの近代化をめぐるダイナミズムを多角的な視点から紐解く野心的な展覧会だ。

展覧会「オモシロガラ」が好評開催中!ミッキーマウス襦袢、1930年代、乾淑子氏所蔵

面白柄とは、明治初期から太平洋戦争中期まで生産されていた、主に男性向けの着物のジャンル。羽織の裏や襦袢など、外からは見えない所に奇抜な模様や図柄が描かれ、「粋」としてもてはやされた。例えば日清・日露戦争の錦絵風刺画のほか、映画、ミッキーマウス、絵葉書、新聞の切り抜きなど大衆文化を反映した図柄、ナチスの鉤十字や満州国の鉄道地図など帝国主義的な図柄、そして銃後の模範的な生活が1時間ごとに描かれた図柄など、そのモチーフは多岐にわたる。そんな激動の近代化を迎えた日本社会や緊迫した世界情勢を鮮やかに物語る面白柄着物が、これまで語られることの少なかった一般市民の近代化の体験を色濃く反映する貴重な史料として、近年欧米の美術館および博物館から注目を集めている。

小林エリカ《彼女たちは待っていた》2019/2021年、DKM美術館会場風景(写真: 森脇統)小林エリカ《彼女たちは待っていた》2019/2021年、DKM美術館会場風景(写真: 森脇統)

「オモシロガラ」展では、第12回ドクメンタ(2007年)の芸術監督を務めたロガー・M・ビュルゲルによるディレクションのもと、美術史家であり世界的な面白柄研究の第一人者である乾淑子(いぬい よしこ)氏(東海大学名誉教授)の稀有な着物コレクションが、かつてない規模で大胆に展示されている。さらに荒木悠、小林エリカ、李晶玉、竹村京、田村友一郎の5人の気鋭の現代美術家の作品に加え、DKM美術館のコレクションも登場する。会場で無料配布される資料は日独英の3カ国語表記。またDKM美術館は、優れた東アジア美術を多く所蔵することで知られ、仏像から陶磁器、重要な現代美術作品まで幅広く展開する常設展も、一見の価値ありだ。

オモシロガラ / OMOSHIROGARA

2022年2月27日(日)まで
土日祝日・毎月第1金曜日、12:00~18:00*
DKM美術館 Güntherstr. 13-15, 47051 Duisburg
www.museum-dkm.de

キュレーション: ロガー・M・ビュルゲル、根来美和、三上真理子
助成: ドイツ外務省、国際交流基金
ウェブサイト: http://omoshirogara.org
お問い合わせ(日本語可): このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください

*月曜日から金曜日に訪問を希望する場合は、要予約。毎月第1金曜日には16:00から美術館スタッフによる無料ガイドツアーが実施されている。また日本語でのガイドツアーも実施予定。詳細は要問い合わせ。

 
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