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ロンドンのゲストハウス
So. 26. Mai. 2019

MADE IN GERMANY メイド・イン・ジャーマニー 育ち盛りの子どものお供編

使い勝手がよくて長持ちするけど、デザインはイマイチ……
なんて言われていた時代はとうの昔。
進化を続けるメイド・イン・ジャーマニーを見直そうと、
『独国製品愛好会』は今日も活動中です。
愛され続けるには理由がある!
第3回目となる今回は、子どもたちの成長をそっと支える、
賢く、やさしく、おしゃれなアイテムを見付けてきました。
(Text by Megumi Takahashi)

街スタイリッシュに快適に。
i'cooのベビーカー

i'cooのベビーカー

デカイ!重い!存在感たっぷりなドイツのベビーカー。でも、石畳の路上もガタガタ振動することなく進める安定性、子どもがぐっすり眠れるほどの乗り心地が自慢。バスや電車など、公共の交通機関は軒並みベビーカーを畳まずに乗り込めるというのも、日本と違ってコンパクトさに重きを置かない理由。i’cooは、現代を生きる家族にぴったりのデザインと機能性を追及した新進気鋭のブランド。ドイツの老舗ベビーカーブランド「teutonia」は、クラシックなデザインが人気。素敵なベビーカーで街歩きをもっと楽しく!

www.icoo.de

街初めての歩行をサポート。
POLOLOのベビー・シューズ

POLOLOのベビー・シューズ

よちよち歩きができるようになったら、ドイツではすぐに靴を履かせる。冷たい床から足を守るため、そして、良い靴は健康な足を育て、その後の成長を促してくれるとの思想から。社長であるクンツェさんの素材と品質、チャーミングなデザインへのこだわりが活かされたPOLOLOのベビー・シューズは、室内での歩行練習に打ってつけ。柔らかい天然の皮で作られたルームシューズは、はだし歩行と変わらない繊細な感覚を足に伝える。外での歩行には、ドイツ人ママから絶大な人気を誇るブランド「Elefanten」をどうぞ。

www.pololo.com

街大地を蹴って突き進め。
LIKEaBIKEのペダルなしバイク

LIKEaBIKEのペダルなしバイク

街中でよく見かける、ペダルのない自転車。子ども達がびゅんびゅん駆け回る姿は、自由で生き生きとしている。このペダルなしバイクは、とあるドイツ人夫婦が自分の子どものために特注したもの。それが近所で評判となり、KOKUAという会社が生まれた。KOKUAのメインシリーズKIKEaBIKEには、木製とアルミ製があり、色のバラエティーも豊富。対象年齢は2~6歳。これを乗りこなせるようになった頃には、普通のペダル付き自転車もラクラク乗れるほどのバランス感覚が養われているとか。

www.kokua.de

街自然素材が肌にやさしい。
loud+proudのこども服

loud+proudのこども服

うるさい(loud)子どもと誇らしげ(proud)な両親、どちらにも納得してもらえるようにとの想いから付けられたブランド名。デザイナーのシュッセルバウアーさんが、トップブランドでの経験を活かし、理想の子ども服を作ろうと立ち上げたのがloud+proud。100%オーガニックコットンで作られたシンプルなデザインの子ども服には、子どもの健康と環境への配慮が詰まっている。本物だけが持つ極上の肌触りが子どもの笑顔に、着替えさせやすい機能的なデザインが両親の満足に。エコファッションの先端を行く子ども服。

www.loud-proud.com

食ママの乳首を再現。
NUKの哺乳瓶

NUKの哺乳瓶

ドイツの哺乳瓶のスタンダード、NUKの哺乳瓶。注目すべきは、その「乳首」の形状。赤ちゃんがママのミルクを飲むときの口の動かし方、ママの乳首の形状を研究し、赤ちゃんが母乳を飲む感触に近い製品を追求。1950年には、より飲みやすく、そして飲みながらアゴや舌の運動を促すトレーニング機能を備えた画期的な乳首が誕生した。乳首の種類は豊富で、成長や飲み物に合わせて選べる。哺乳瓶のボディも、ハローキティーやくまのプーさんなど人気キャラクターがずらり。子どもの個性に合ったデザインをどうぞ。

www.nuk.de

食初めての食器に個性を刻んで。
WMFの子ども用食器

WMFの子ども用食器

ヨーロッパには、「銀のスプーンをくわえて生まれてきた子どもは幸せになる」という古くからの言い伝えがあり、誕生記念のプレゼントとして、銀食器は今なお高い人気を誇っている。そのプレゼントをより特別なものにするため、ドイツ最高峰の食器ブランドWMFの子ども用食器に一工夫を加えた「My First Lyric」シリーズがイチオシ。子どもの名前と誕生日、生まれてきたときの身長と体重を彫刻して、世界で1つだけのプレゼントに。磨き込まれ、角を丸く削ってあるから、小さな子どもにも安心して使える。

www.wmf.de

食職人の技が長持ちの秘訣。
Geutherのハイチェア

Geutherのハイチェア

「子どもたちに愛情を」をモットーに、子ども用家具を専門に作り続けている工房Geutherは、100年以上の歴史を持ち、その家具や木馬は何代にもわたって子どもから孫へと引き継がれていく。子どもが毎日使うものだから、と安全性を第一に考えた飽きのこないシンプルなデザインの細部にこだわりが凝縮されている。Geutherのハイチェアにも、やさしいアイデアが満載。食事の際は付属のテーブルを取り付けられたり、踏み台や椅子の位置は何段階にも調整できたりと、長く使い続けるための工夫が随所に。

www.geuther.de

食本物そっくり。
kleinのキッチンセット

Geutherのハイチェア

子どもは大人のまねをしながら成長し、遊びを通して現実の社会を疑似体験し、想像力を養う。子どもの精神的成長を促すためには、良いおもちゃで遊ぶべき、という哲学を持つklein社の目指す良いおもちゃとは、より本物に近いおもちゃのこと。ならば・・・・・・と、ミーレやボッシュなど、ドイツの一流メーカーの製品をそのまま子どもサイズに縮小したような本格的なアイテムが勢ぞろい。写真のキッチンセットは、電気コンロのスイッチをONにすれば赤く光り、オーブンからも音が出る。今にも良いにおいが漂ってきそう。

www.my-klein-toys.de

家お尻と環境にやさしい。
Engelの布おむつ

Engelの布おむつ

紙おむつが全盛期を迎える現代にあって、徐々に布おむつの良さが見直されてきている。化学繊維の紙おむつはおむつ替えの手間を軽減したが、布おむつの方が赤ちゃんの肌にやさしく、おむつ離れも早いというメリットがある。Engel社の布おむつは、選び抜かれた上質な天然オーガニックコットン製で、赤ちゃんのお尻をふんわり包む。洗濯が大変という声に応えて、独自の布おむつ専用洗剤も開発。また、ドイツではゴミ問題など環境への配慮から、布おむつを使用すると自治体から補助金が支給される地域もある。

www.engel-natur.de

家ドイツの助産婦さんの知恵。
Tummy Tubのベビーバス

Tummy Tubのベビーバス

泣いている赤ちゃんが泣き止む、お風呂嫌いの赤ちゃんが上機嫌に、などなど世界中のママたちを驚きの渦に巻き込んでいるTummy Tubのベビーバス。この一見なんの変哲もなさそうな透明のバケツには、医学的に理にかなった工夫が随所に隠されているのだ。入浴中は、ママのお腹の中にいる胎児のように膝を抱えて座り込むような姿勢が自然にとれる設計になっているから、子どもたちは本能で安心感を獲得する。ドイツの助産婦さんの知恵が生んだアイデア商品。でも実は、お隣オランダで生産されている。

www.tummytub.de

家子ども部屋に安らぎを。
Sterntalerのぬいぐるみ

Sterntalerのぬいぐるみ

子どもたちが健やかに育つようにとの願いから1965年に創設されたSterntalerは、子ども用布製品を専門に生み出している会社。最高級のソフトパイル素材を使用して作られた各製品の柔らかな肌触りが気持ち良い。中でも、抱き心地の良いぬいぐるみから心臓音が聞こえてくる、ハートビートサウンド付きのぬいぐるみは、寝室に1つは欲しい逸品。赤ちゃんがお腹の中で聞いていたママの心臓音に近い音がやさしく響き渡る。眠りから覚めた赤ちゃんがぐずったら、再び心臓音が鳴る、泣き声センサー付き。

www.sterntaler.com

家離れていても安心。
reerのベビーフォン

Sterntalerのぬいぐるみ

24時間子どもの傍にいるのは不可能だけど、何かあったらすぐに掛け付けたい。そんな子育て中の親を支えるのが、子どもの部屋の騒音をキャッチして、親が持つレシーバーに伝えるベビーフォン。自立を促すために小さい頃から1人部屋で子どもを寝かせる欧州では特に需要があるようで、バラエティーに富んだ品揃え。reerのベビーフォン「Cassini」はプロジェクター付き。プロジェクターを回して壁に光りの模様を映し、やわらかなバックミュージックを流せば、子どもを自然に睡眠へと誘ってくれる。

www.reer.de


子どものお供が手に入る場所

正規取り扱い店 正規取り扱い店
充実した品揃えとアフター サービスで
納得のお買い物を
子ども用品専門店 子ども用品専門店
ドイツ最大規模のBabyOneや
子ども用品の見本市など
大手デパート 大手デパート
お近くの、KARSTADTやKAUFHOFなど
オンラインショップ オンラインショップ
各社のウェブサイト、
www.baby-markt.deなど

BREEの志田さんXx編集部対談 「40周年を迎えたBREEの魅力とは?」

編集部・高橋(編):「育ち盛りの子どものお供編」というテーマで様々なアイテムを集めた今回のメイド・イン・ジャーマニー。目下、子ども用品に熱烈な興味を持つ妊娠6カ月のAさんにドイツで出産を控えるママ予備軍の視点で、ドイツの子ども用品やマタニティ用品などについて語っていただきました。まず、ドイツのマタニティ用品の満足度についてはいかがですか?

LÄSSIGの妊婦帯
LÄSSIGの妊婦帯

ママ予備軍・Aさん(マ):実は、マタニティウェアに関して言うと、満足度は低いです。私の体型が小柄だからということもあるんですが。なかなかちょうど良いサイズが見付からず……。そんな矢先に、日本の母がマタニティウェアを送ってきてくれて本当に助かりました。日本のマタニティウェアは可愛いですね!ドイツはシンプルなものが多いので、余計にそう感じるのかも。マタニティ用の下着売り場でTバックのショーツを見付けたときはびっくりしました。マタニティ用品では、LÄSSIGというドイツブランドが、なかなかスタイリッシュなデザインを揃えています。好きな絵柄を選べるBauchband(妊婦帯)やMutterpass(母子手帳)のケース、ベビーバッグも機能的で使いやすそうです。

編:たしかに、日本の妊婦向け雑誌などを見ると、モデルの妊婦さんたちが初々しくて可愛らしい!ドイツでは時々、びっくりするくらいセクシーな妊婦さんに出会ったりします。理想とする妊婦さん像に違いがあるのでしょうね。ベビー用品についてはどうですか?

マ:子ども服は、ドイツにも文句なしに可愛いものがたくさん。価格は、(日本と比べて)安いような気がします。ドイツで一般的なベビー用肌着「ボディ」とか、乳幼児用のかぶり服はドイツの方が品揃えも多いみたい。そういえば、寝るときに着せるSchlafsack(寝袋)って、日本ではあまり一般的ではないですよね。

編:ドイツでは、寒い日はふとんを蹴っ飛ばしても体が冷えないようにワンピース型の寝袋を着せて寝かせていますね。ほかに、日独での違いを痛感したことはありますか?

Pinolinoのおむつ台
LÄSSIGの妊婦帯

マ:おむつ台(Wickeltisch)!ふとん文化の日本人としては、座布団の上で十分だと思っていたので、おむつを替える場所が高い位置にあり、しかもそのためだけに家具を買うというのには抵抗がありました。でも、おむつの時期が過ぎたら普通のたんすや棚として使えるタイプのおむつ台もあるとのこと、まだまだ検討の余地があります。それから、ベビーベッド(Stubenwagen)ですね。かわいいベビーベッドには惹かれますが、ドイツ人夫がそのベッドを置く部屋が必要になるからと、引越しを考え始めたとき、文化の違いを感じました。

manducaのおんぶ/抱っこ紐
左)manducaのおんぶ/抱っこ紐
右)Weledaの子ども用クリーム

編:日本人としては、親子は川の字になって寝るものだという認識がありますからね。赤ちゃんの頃から1人部屋……そんなに早い時期から学ばせるあたり、ドイツ人が「自立」を最重要課題と考えていることがわかります。

マ:周りの先輩ママたちの中で評判が良いのが、manducaのおんぶ&抱っこ紐。体への負担が軽いことと、子どもの成長に合わせて変形するところが人気の秘訣。最近は日本でも評判らしく、出産のプレゼントとしても喜ばれそう。オーガニックコスメWeledaの外出用クリームや入浴剤はドイツ人ママ達のイチオシ。

編:空気が乾燥しているドイツだから、日本とは違う配慮が必要なんですね。ドイツと日本の違いを楽しみながら、元気に出産してくださいね!!

ママ予備軍・Aさん
在独歴7年。ドイツ人の夫との間に待望の第一子。現在、妊娠6カ月。最近の趣味は食べることと寝ること。そして、まだ見ぬ我が子のため、準備に余念なし。
 
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