(ベルリン 11月12日 時事)ドイツ政府に助言する経済諮問委員会(五賢人委員会)は12日、今年の実質GDP(国内総生産)を前年比0.2%増と予想した。5月時点に予想したゼロ成長から上方修正し、最近の政府や民間機関の見通しと一致させた。3年連続のマイナス成長は回避される見通しだ。2026年は0.9%増と見込んだ。
諮問委は「民間投資と輸出部門の低迷」が全体の足を引っ張っていると指摘。来年以降は、政府の大規模投資が景気を押し上げると分析した。
インフラや気候変動対策向けの5000億ユーロの政府特別基金について、「消費支出を中心とした現計画の使途先を、投資に振り向ければ、経済成長にとってより効果的だ」と指摘した。
7 Nov. 2025 1253号
毎日をアップグレードする
ドイツの優秀な家電たち



インベスト・イン・ババリア
スケッチブック







