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生活保護受給の半数が長期化 300万人が4年以上受給

生活保護(Hartz IV)を受ける人の半数以上が4年以上の長期受給者となっており、この数が300万人に上ることが連邦労働局の統計で明らかになった。

この統計では、受給者全体の46%が4年以上の受給を続けており、さらに2年以上に期間を狭めると64%がこれに相当。生活保護改革の本来の目的は、失業者ができるだけ早く次の仕事を見つけることとされていたが、実際は生活保護受給者の2人に1人が恒常的な受給者となっており、専門家は、失業期間が長引くほど労働市場への復帰は困難になると指摘している。

生活保護受給者の中で長期受給者の割合が最も多い地域はザクセン=アンハルト州で54.5%、これにベルリン市とブランデンブルク州の53.4%、ザクセン州の53.2%が続き、旧西ドイツ州で最も多い地域はブレーメン市の49.8%だった。逆に、この割合が最も少ない地域はバイエルン州の36.3%となっている。一方で、局地的に長期受給者が多い地域としては、ノルトライン=ヴェストファーレン州のルール工業地帯などがあり、ここの割合は52.4%となっている。
 
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