Hanacell

「無印良品」が大人気

6月のある日、前々から気になっていた「MUJI 無印良品」に足を運んでみました。場所は、ミュンヘン市中心部にある高級ブランド街 「Fünf Höfe」。お店の中に入った瞬間、「あっ。故郷の香りがしてええなぁ。ここってほんま日本の無印良品やんかぁ」と、思わず大阪弁で驚きの声が出そうになりま した。

日本にいた頃、私は無印良品のファンで、ノーブランドならではの魅力にとりつかれていました。早速、黒の中性ボールペン6本入りセットと、ネックストラップキャップ付きのボールペン1本を手に取る私。後ろにいたドイツ人のお客さんの1人が、誰かに携帯電話で、「どのボールペンがいいんだ」と聞いています。無印の文房具用品の高品質をあなたも知っているのね、と思わず微笑みかけそうになってしまいました。

MUJI
ドイツ・2号店

ドイツの無印良品1号店は、2年前の11月にデュッセルドルフで生まれました。ミュンヘン店は、欧州最大規模のドイツ2号店として、昨年4月にオープンしました。「おかげさまで、MUJIは多くのドイツのお客様に愛され、売り上げも好調で、来年はベルリンに3号店がオープンする予定です」と店長のレラ氏。日本人の店員も数人いるので、日本語で買い物もできます。

MUJI
レラ店長

無印良品は、欧州では1991年に英国で最初にオープンし、現在ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、アイルランドに合計43店舗を構えます。また、MUJI 製品は2005年、ドイツの権威あるデザイン賞「iF デザインアワード(プロダクト部門)」において5つの 「金賞」を受賞し、昨年はドイツ小売協会主催「The store of the year」で大賞(リビング部門)も受賞したそうです。

日本の無印を知っている者としては、食品などは扱っていないのがちょっと残念で物足りないような気もするのですが、クオリティ重視のドイツ人にとっても、無印良品の製品が魅力的なのは納得で、ドイツ人が日本製品を認めている姿に私も感動しています。

ゲッベルみどり
大阪出身。1993年からミュンヘン在住。癒し系ドイツ人夫と、おちゃめな4歳半の娘との3人暮らし。ドイツの携帯電話ゲーム開発会社のQAマネジャー。ブログ 「中途半端でも大丈夫」を公開中。http://miamama.exblog.jp/
 
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