パッと目に入る赤いロゴマークには、ティーポットのイラストとTEEKANNE(テーカンネ)の文字。ドイツのスーパーで手頃に買えるお茶として人気のテーカンネですが、このお茶メーカーの拠点がデュッセルドルフにあるのをご存知でしょうか?
テーカンネ本社工場。敷地内には工場直売店もあります
ブランド名である「テーカンネ」とは、ドイツ語でティーポットの意味。1882年にドレスデンで創業し、1954年からデュッセルドルフを拠点として、ドイツでは第1位、世界では第5位のお茶メーカーとしてさまざまな商品を世に送り続けています。デュッセルドルフに引っ越してきてから、スーパーでよく見かけたり、娘の幼稚園で常備されていたりして、気になる存在だったテーカンネ。そんなときに友人が、市内にある本社工場を見学できると教えてくれたのです。工場見学は事前予約制で、1人5ユーロ。月〜木曜まで、曜日によって午前・午後・夕方の回に分かれています。わが家はタイミングよく娘の学校で平日休みがあったので、その日に家族で行くことにしました。
テーカンネが世界で初めて作ったというティーバッグ製造機
デュッセルドルフ中央駅からUバーンで30分ほど、ライン川の西岸エリアにテーカンネの本社工場はあります。参加者は私たちも合わせて20人前後。平日午前という時間帯のせいか、半数以上が年配の人でした。まず案内されたのは、会議室のような広い部屋。テーブルごとにお茶と焼き菓子が用意されていて、子どもも大人も一気に気分が上がります。お茶を飲みながらテーカンネの紹介動画を見た後には、さらに5〜6種類のお茶がワゴンで運ばれてきてびっくり! ドリンクバー状態で好きなものを飲みながら、質疑応答タイムとなりました。その後、テーカンネの歴史が詰まった資料室へ。創業当時の写真やポスター、テーカンネが初めて流通させたというお茶の缶やティーバッグ製造機などを見て回りました。
そしていよいよ、ハイライトとなる製造現場へ。撮影禁止だったため様子をお見せできないのがとても残念ですが、一言で言うと面白い! 見学したのはティーバッグを紙のパッケージに詰める製造ラインで、スーパーで見たことのある商品が次々とレールの上をくるんくるん回っていったり、ベルトコンベヤーの上を整然と並んで進んでいったり。親子であっちを見たりこっちを見たりと、飽きることなく時間いっぱい見ていました。
ドイツのスーパーでおなじみのテーカンネシリーズ
慣れ親しんだ商品の背景が学べるとても良い機会ですので、興味があればぜひ足を運んでみてほしいところ。ただし、見学中はたくさんお茶を飲んでトイレが近くなるので、その点だけはご注意ください!
日本の食品小売業界で働いた後、2014年に渡独。ハレ、ハンブルク、ボーフムと移り住み、現在はデュッセルドルフに夫と2人の娘と暮らす。趣味はオーガニックスーパーめぐり。
Instagram:@momococo_relife



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