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ニュースダイジェスト主催 フォトコンテスト2021 受賞者発表!

毎回多くの力作が届くニュースダイジェスト主催のフォトコンテスト。第10回となる今年は新型コロナウイルスの影響で、これまでの生活が一変したり、何気ない日常のなかに新しい喜びを見いだしたりと、いつもとは違う思いで過ごした方々の作品が集まりました。その中から選び抜かれた、今年の受賞作を早速見ていきましょう! 

テーマ「コロナ禍の小さな幸せ」

大賞マチュア部門大賞

「早くコロナが収まりますように」 石川 佳里奈さん(英国)

「早くコロナが収まりますように」石川 佳里奈さん

コロナ禍で大学の卒業式もなくすぐに就職のため、レジデンスで過ごしていたあるとき、大雨の後に突然ロンドン市内に半円の大きな虹が出現。消える前に夢中で撮りました。英国では多くの人が「虹」の絵を描いて、NHS への感謝と希望の思いを窓に飾っていたことを思い出し、見ていると幸運が舞い込んで来るようでした。

審査員コメント

この作者のような機動力は大切ですね。美しい一瞬に出会ったとき、躊躇(ちゅうちょ)していればすぐに消えてしまうこともしばしばです。また、この写真は美しいだけではなく、自由に外に出られない状況で、ここに写っている窓の一つひとつに住民が住んでおり、大きく円を描く虹を皆がどこかで見ているという、人とつながっている希望も感じられる素晴らしい写真です。
by Canon Europe
Canon Europe

大賞 キッズ部門大賞

「白ウサギ捕まえたよ!」 渡辺 澪(みお)さん(4歳・英国)

「白ウサギ捕まえたよ!」渡辺 澪さん(4歳)

新型コロナの影響で海外に行きにくくなった分、英国内のいろいろな場所を巡った1年でした。この写真はロンドンの南西部にあるギルフォードで 撮ったもので、アリスが捕まえ逃した白ウサギを捕まえて! と言うママの言葉を合図に、皆がポーズを取りました。

審査員コメント

2人の表情と対照的な銅像の少女2人をきちんと画面に入れているのがすごいです。「不思議の国のアリス」を想起させる女の子の服装にウサギの銅像。ルイス・キャロルの物語の世界にこのまま入っていきそうですね。
by Canon Europe
Canon Europe

マチュア部門入賞

「雪のおかげでリフレッシュ」 村山 真由美さん(ドイツ)

「Bliss」村山 真由美さん

コロナ禍の1月、大好きな学校・幼稚園もオンライン授業の日々でした。少し行き詰まっていた頃に突然の大雪。初めて見るサラサラの大雪に子どもたちは大興奮で、一日中雪遊びに夢中になりました。 その日の夜、ドイツの澄んだ空気のなか、自分たちで作ったかまくらにキャンドルを持ち込んでの1枚です。

審査員コメント

夜空の暗い青と、かまくらを照らすろうそくの暖かいオレンジのコントラストが美しい1枚です。暖かい光に包まれた子どもたちも本当に楽しそう! かまくらはお庭で作ったのでしょうか。思うように外出ができないなか、身近な所で楽しみを見つけた一場面がうまく切り取られています。
by JSTV
JSTV

審査員総評

今年も素晴らしい作品が勢ぞろいし、大変審査の難しいコンテストでした。コロナ禍にあって、例年より家族を題材にした作品が多く集まったのが今回の特徴ではないでしょうか。また、携帯電話のカメラの性能が向上したことも実感しました。瞬間を捉えるチャンスが増え、今後「写真」というイメージはますます進化していくのでしょう。

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