ジャパンダイジェスト

心と体を芯から温めるドイツの温泉・サウナめぐり

ドイツは、日本などとも並ぶ温泉大国の一つ。天然温泉が噴出する温泉地では保養文化が根付いているのに加え、ドイツ独自のサウナや飲泉の文化など、さまざまな形で温泉を楽しむことができる。本特集では、そんなドイツの温泉・サウナの特徴をはじめ、各地のおすすめ温泉をピックアップ。古くから根付くユニークな温泉文化をのぞいてみよう。(文:ドイツニュースダイジェスト編集部)

参考:本誌852号「日本人の心の故郷「温泉」をドイツで」、本誌911号「ドイツ湯巡り紀行」
※本記事に記載している温泉の効果は、あくまで期待できる効能です。疾病の治療や完治、予防等を保証するものではありません。

ドイツが温泉大国になるまで

古代ローマ人が完成させた「テルメ」

フリードリヒ浴場の地下に残っているローマ時代の公衆浴場の遺跡フリードリヒ浴場の地下に残っているローマ時代の公衆浴場の遺跡

ドイツ語で「温泉」や「公衆浴場」を意味する「Therme」(テルメ)がラテン語の「thermae」に由来している通り、今日に通じる欧州の温泉文化のコンセプトを完成させたのは、古代ローマ人といわれる。それ以前にも、古代ギリシャ人やケルト人は温水が体に良いことを発見していたが、ギリシャ人がスポーツトレーニングの締めくくりとして温泉を重宝したのに対し、ローマ人は個人のリラックスとレジャーのために大規模なスパ文化を発展させた。

初代ローマ皇帝アウグストゥス(紀元前63年-紀元後14年)の時代には、民衆のために対話や講義の場としての円形浴場、さらにスポーツジムや商店を備えた施設を建設。さらにカラカラ帝やディオクレティアヌス帝なども公衆浴場を造り、帝国領各地に広まっていく。ローマ人が発展させたこれらの温泉施設は、ただ入浴するだけでなく、運動や食事、商売などの社会生活と結び付いた、コミュニケーションの場となった。

ドイツで最も有名な温泉保養地の一つであるバーデン=バーデンもまた、「Baden」がドイツ語で「入浴」を意味するように、温泉を軸に発展してきた。遠征していた古代ローマ軍が同地に20カ所の源泉を発見したことから、その歴史が始まったといわれる。ローマ人たちはバーデン=バーデンの街を建設するとともに、紀元後70〜80年にかけて、皇帝の娯楽や自軍の兵士の治療のため、この地に三つの浴場を造ったという。

貴族の娯楽から、誰もが楽しめる楽園へ

女優マレーネ・ディートリヒ(1901-1992)が「世界で最も美しいカジノ」と絶賛したというバーデン=バーデンにあるクアハウスのカジノ女優マレーネ・ディートリヒ(1901-1992)が「世界で最も美しいカジノ」と絶賛したというバーデン=バーデンにあるクアハウスのカジノ

欧州における最初のスパ全盛期は、ローマ帝国の崩壊と共に終焉(しゅうえん)を迎える。ゲルマン民族の侵入によって多くの浴場が破壊され、再建されることはなかった。しかし古代ローマ浴場の伝統は、ビザンティン帝国を征服したアラブ民族に受け継がれ、今日トルコ式風呂といわれる「ハマム」として発展。13世紀に十字軍の兵士がイスラム諸国を遠征した際、アラブの入浴文化から影響を受け、欧州でも温泉文化が徐々に復活していった。

さらに17世紀以降、欧州の温泉文化は復興し、19世紀には黄金期を迎える。ドイツの温泉街には、豪華なカジノやレストラン、シアターなどが複合した「クアハウス」(温泉のある保養施設)が造られ、温泉保養地の高級リゾート化に成功。有名な温泉地に滞在することが人気の旅行スタイルとして確立された。さらにドイツでは医療としての温泉、すなわち「温泉医学」(Balneologie)が発達し、政治家や貴族、裕福な市民は、定期的に温泉保養地に通い、飲泉や入浴による恩恵を受けた。こうして日本やハンガリー、アイスランドと並んで、温泉大国の地位を確立したのだ。

しかし20世紀には世界恐慌や二度の世界大戦によって観光客が激減し、再び温泉の人気は低下。その後1970年代には、石油危機を受けて採掘が活発に行われ、石油ではなく温泉が見つかったことで、各地に新しい温泉施設が誕生した。また同時に、都市的な生活スタイルが浸透したことで腰痛、肥満、疲労など、いわゆる文明病が増加し、温泉は自然療法として再び注目されるようになった。 今日、ドイツには約240の温泉施設があり、多くの市民から健康とリラクゼーションのオアシスとして愛されている。

参考:In die Therme「Geschichte der Thermen」、THERMENPORTAL. de「Thermalbad-Geschichte: Von Thermalquellen zu Thermalkuren」、Stadtgui.de「Die Geschichte der Thermen」

ドイツ屈指の二大温泉保養地

黒い森が育んだ自然豊かな街バーデン=バーデンと、カール大帝をはじめ世界の著名な文豪も賛美した温泉地ヴィースバーデンは、温泉好きなら一度は行ってみたい場所。まずは欧州を代表する温泉保養地として名高いこの二都市を訪ねてみよう。

バーデン=バーデンBaden-Baden

黒い森の北部に位置する、バーデン=ヴュルテンベルク州バーデン=バーデンは、紀元後80年頃から古代ローマ人によって温泉が築かれ、18世紀には上流階級が訪れる華やかな保養地になるなど、高級温泉保養地として欧州屈指の歴史を誇る。音楽家のブラームスやシュトラウス、小説家のマーク・トゥエインなど、多くの著名人が同地を訪れたという。レストランやカジノ、劇場を備えた温泉社交場の「クアハウス」(Kurhaus)をはじめ、ゴルフ場やショッピング街など、保養地ならではの楽しみも満載。

欧州の温泉文化の真髄を堪能フリードリヒ浴場Friedrichsbad

1873年に建てられたフリードリヒ浴場は、ローマ時代から伝わる17の入浴室を順に回るシステムで、水着なしで入浴する。温度の異なるさまざまな温浴を楽しむローマと、熱気浴の伝統を持つアイルランドの温泉文化を融合させていることから「ローマ・アイルランド浴場」(Das Römisch-Irische Bad)の異名も。中央のドーム型浴場(写真)にはフレスコ画や大理石が施され、そこに漂う奥ゆかしい芳香が体を優しく包み込む。さらに美しい建築物の地下では、ローマ時代の浴場遺跡を見学することができる。

Römerplatz 1, 76530 Baden-Baden
www.carasana.de/de/friedrichsbad

古代ローマ浴場の趣が漂うカラカラ温泉Caracalla Therme

古代ローマ時代にカラカラ帝が湯浴みに来たことから名付けられた温泉で、総面積は約4000平方メートル。モダンなガラス張りの巨大な殿堂が目を引く。浴室に足を踏み入れると、大理石が施された壮麗な空間が広がる。地下2000メートルから湧き出る温泉は天然ミネラルを多く含む塩化物泉で、血液の循環促進や保温効果が高い。人工滝や温水と冷水の洞窟、ワールプール、街を一望できるリラクゼーションルーム、フィンランド式サウナ、多彩なウェルネスプログラムなど、訪問者を飽きさせない工夫がいっぱい。

Römerplatz 1, 76530 Baden-Baden
www.carasana.de/de/caracalla-therme

ヴィースバーデンWiesbaden

マイン川とライン川の合流点に掛かるタウヌス丘陵の麓に位置する、ヘッセン州ヴィースバーデン。15の温泉源および鉱泉源を有し、古代ローマ時代から風情豊かなクアパーク(保養地)を中心に温泉観光地として栄えてきた。カール大帝の伝記には「草原の中の温泉」を意味する「Wisibada」という名で登場し、かの文豪ゲーテやドストエフスキーも好んで訪れたという。ヘッセン州立劇場をはじめとする文化の薫り高き街であり、広大なブドウ畑が広がるワインの産地としても有名。

芸術性の高い建築に注目カイザー・フリードリヒ温泉Kaiser-Friedrich-Therme

1913年に当時広まりつつあったアール・ヌーヴォー建築の温泉施設は、フレスコ画などローマ様式の美しい装飾が施された荘厳な雰囲気。特に施設中央に位置する全面タイル張りの浴室の豪華さは、一見の価値あり。古代ローマの公衆浴場にあったテピダリウム(微温浴室)やロシア式の蒸し風呂、フィンランド式サウナなど、さまざまなスタイルの浴場が訪れる人に癒しを与えてくれる。豊富な各種マッサージメニューもぜひお試しあれ。

※節電のため閉鎖中(2023年1月時点)

Langgasse 38-40, 65183 Wiesbaden
www.mattiaqua.de/thermen/kaiser-friedrich-therme

体に良いミネラルが豊富アウカムタル温泉Thermalbad Aukammtal

上質なウェルネスと本格的な健康プログラムを提供している温泉施設。今から2000年以上前に発掘された源泉には、鉄やマンガンなど多くのミネラルが含まれており、造血作用を高めるのに役立つほか、冷え性体質の改善にも大きな効果があるといわれている。屋内外合わせて約4000平方メートルの広々とした施設には、温水プールや7種類のサウナをはじめ、緑に囲まれた屋外エリアや広々とした休憩スペースなどを完備。

Leibnizstr. 7, 65191 Wiesbaden
www.mattiaqua.de/thermen/thermalbad-aukammtal

ドイツ各地のおすすめ温泉・サウナ 8選

バーデン=バーデンやヴィースバーデン以外にも、温泉大国ドイツには名湯がたくさん存在する。ここでは、「Bad」(入浴、湯治場などの意味)と名の付くドイツ各地の街から、選りすぐりの温泉施設をご紹介。お気に入りの温泉を見つけて、ぜひ出かけてみて。

MAP

Bad Bevensen 色と光に満ちた幻想的な世界❶ ヨード・ゾーレ温泉JOD-SOLE-THERME

ニーダーザクセン州バート・べーフェンセンの温泉の泉質は、日本の温泉に多い塩化物泉。これはリュウマチや関節痛、筋肉痛などの症状を和らげる効果があるとされている。総面積約1万2000平方メートルのヨード・ゾーレ温泉内には、色鮮やかな装飾と光に満ちた浴場、そして自然の要素をふんだんに取り入れた開放感溢れるサウナ庭園が広がっている。温泉施設の近くには、樹齢180年の大木を含む約560本の樹木に囲まれた閑静な公園があるので、温泉に入った後は自然散策に出かけるのもおすすめ。

Dahlenburger Straße 1, 29549 Bad Bevensen
www.jod-sole-therme.de

Bad Salzuflen 新感覚の巨大な湯の風船が目を引く ❷ ヴィタゾール温泉VitaSol Therme

19世紀以降、国内でも重要な保養地の一つに数えられてきたノルトライン=ヴェストファーレン州にあるバート・ザルツウフレン。「水による健康」をコンセプトにしたヴィタゾール温泉は、湯治客を居心地の良い夢の世界へいざなってくれる。天井に設置された巨大なバルーン型シャワー「Regenwolken」(雨雲)は同施設の目玉で、ここから噴き出す温泉を浴びれば気分爽快! 暖炉が付いたファイヤーサウナで汗を流した後は、屋外に出て新鮮な空気を吸い、自然との調和が美しい湖水のサウナで一息つこう。

Extersche Straße 42, 32105 Bad Salzuflen
www.vitasol.de

Bad Sassendorf 塩の力で全身リラックス❸ ベーデ温泉Börde Therme

ミュンスターラントとザウアーラントの間に位置するバート・ザッセンドルフ(ノルトライン=ヴェストファーレン州)は、植物由来の有機質を含んだモール泉と塩化物泉の発掘によって知られるように。濃度3.0〜3.4%の天然塩水で、全身のリラックスや免疫力の強化、リウマチや関節炎の痛みを和らげるなど、さまざまな効能があるとされる。ここベーデ温泉の自慢は、プールやサウナエリアはもちろん、「Meersalzgrotte」(海塩の洞窟)。岩塩に囲まれた空間でゆっくり深呼吸すれば、ストレスや皮膚病、呼吸器系疾患の改善が期待できる。

Gartenstraße 26, 59505 Bad Sassendorf
www.soletherme-badsassendorf.de

Bad Waldsee 硫黄泉で肌にシルクの輝きを❹ ヴァルトゼー温泉Waldsee-Therme

郊外の静かな避暑地として地元市民に愛されている、バーデン=ヴュルテンベルク州南東のヴァルトゼー温泉。多種多様な健康促進プログラムを提供しており、街の健康センターとしての機能も果たしている。なかでも積極的に取り入れているのが、入浴剤でおなじみの「クナイプ」の創始者が提唱したクナイプ療法。体全体の体質改善を図ることを目的とした伝統的な治療法だ。地下約1500~2000メートルから湧き出る硫黄泉は豊富なフッ素を含み、古くなった皮膚の角質の除去をする作用があるとされている。

Badstraße 16, 88339 Bad Waldsee
www.waldsee-therme.de

Bad Saarow 快適なマッサージで健康促進❺ ザーロウ温泉Saarow Therme

ブランデンブルク州のエレガントな保養地として知られるバート・ザーロウは、シャルミュツェル湖畔沿いにあり、自然の恵みを存分に受けた景観が魅力。ザーロウ温泉は、日中はガラス張りの壁面から注ぐ陽光が浴場を照らし、屋内は開放感に満ち溢れている。34~36度に設定された温泉では、天然泥を使用したマッサージをはじめ多くの健康プログラムを提供。フィンランド式サウナや塩サウナをはじめ、映画を観られるサウナ、雪で体を冷やすスノーシャワーなど、バラエティー豊かなサウナ施設を完備している。

Am Kurpark 1, 15526 Bad Saarow
https://therme.bad-saarow.de

Bad Kissingen 伝統と格式の温泉保養地❻ キスサリス温泉KissSalis Therme

バイエルン州の南東に位置するバート・キッシンゲンは、温泉愛好家の間では国内でも一際格式高い温泉保養地として有名。その威厳を象徴するかのように、かつての湯治客にはイタリアの作曲家ロッシーニをはじめ、オーストリアの皇后エリザベート、プロイセンの鉄血宰相ビスマルクなどの偉人が名を連ねている。キスサリス温泉は、開放感あふれる温泉エリアが自慢で、プラネタリウム風のサウナや足湯、ビーチ風の休憩室など、趣向を凝らした施設が楽しい。泉質は、保温効果が高く、血液循環を良くするとされている炭酸塩化物泉。

Heiligenfelder Allee 16, 97688 Bad Kissingen
www.kisssalis.de

Bad Griesbach ゴルフ好き必訪のリゾート温泉❼ ヴォールフュール温泉Wohlfühl-Therme

欧州随一のゴルフリゾートでプレーした後、汗を流しに温泉でひとっ風呂……なんて楽しみを提供してくれるのが、バイエルン州パッサウの南西バート・グリースバッハの温泉。「バイエルンのトスカーナ」と呼ばれ、優雅なリゾート地として観光客らに人気が高い。ヴォールフュール温泉は、豊富にフッ素を含んだ炭酸水素塩泉で、肌の不要な角質や毛穴の汚れを取り除くなど、肌質改善にも効能があるとされる。トルコ風呂のハマムや、七色に輝く静寂な岩塩洞窟の中でリラックス。心身の疲れやストレスを吹き飛ばそう。

Thermalbadstraße 4, 94086 Bad Griesbach
www.wohlfuehltherme.de

Bad Füssing 大邸宅風のお風呂でのんびり❽ アインス温泉Therme Eins

同じくパッサウ近郊にあるバート・フュッシンクの温泉は70年以上の歴史を持ち、地下1000メートルから汲み出された硫化水素を含む56度の硫黄泉で、背痛や関節痛の解消など、その効能に魅了されたリピーターは多い。大邸宅を思わせるアインス温泉には、西側に噴水の付いた円形浴場、中央には夜間ライトアップされて幻想的に輝く浴場が設置されている。木の温もりを生かしたログハウス風のサウナでは、ジャガイモクリームを使ったピーリングケアを提供する「ジャガイモ庫サウナ」(Kartoffelkeller-Sauna)も体験できる。

Kurallee 1, 94072 Bad Füssing
www.therme1.de

ドイツの温泉・サウナの特徴&持ち物

特徴

ドイツの温泉は36〜40度程度と、日本の温泉と比べてややぬるめの設定。また男女別で入浴する施設はほぼなく、更衣室も男女共用だ。一般的にはプールゾーンでは水着を着用し、サウナゾーンでは着用不可のところが多い(施設によってはレディースデーなどを設けている場合も)。温泉とサウナだけでなく、休憩室やマッサージ、ウェルネスプログラムなども充実しているので、一日中施設内で過ごすことができる。

持ち物

  • バスタオル

    入浴後に体を拭く用と、サウナ用の2枚を用意する

  • バスローブ

    リラクゼーションルームやレストランで着用

  • 水着

    プールゾーンでは水着着用、サウナでは着用不可の場合が多い

  • サンダル

    床が水で滑りやすいため、 施設内はサンダルで移動する

  • お風呂セット

    シャンプーやボディーソープ、化粧水などは、温泉施設で用意されていない場合が多い

  • ビニール袋

    濡れたタオルや水着を入れて持ち帰るのに役立つ

  • 本や雑誌

    浴室には基本的にスマートフォンの持ち込み不可。のんびりと自分の時間を楽しむべく、本や雑誌を持参するのも◎。

日本と異なるマナーも!ドイツならではのサウナ文化

ドイツでのサウナの入り方

ドイツと日本のサウナの最大の違いは、男女混浴かつ全裸で入浴すること。サウナ内では水着やバスタオルの着用も禁止で、基本的に裸で入浴する(移動や休憩室ではバスローブなどを着用)。男女別の入浴に慣れている人にとっては少々ハードルが高いかもしれないが、ドイツのサウナはリラックスして自分と向き合うための場所。セクシャルな雰囲気もなく、おしゃべり厳禁など、しっかりとマナーが守られている。もちろんサウナエリアでの写真撮影も不可。

特にドイツのサウナで徹底して守られているのが、「サウナ内に汗をつけてはいけない」というルール。これはサウナ内の衛生環境を徹底して保つためだ。サウナ室内では自分が腰掛ける部分だけでなく足裏などにもタオルを敷き、体が直接すのこに触れないように注意しよう。またサウナ内の温度を保つため、ドアはきっちり閉める。以下は、一般的なサウナ施設が推奨しているサウナの入浴方法。初心者の方は無理をせず、またその日の体調に合わせてサウナを楽しもう。

  1. まずはシャワーを浴び、タオルで体をよく乾かす。体が乾いている方が汗をかきやすい。
  2. サウナに入り、タオルをお尻や足の下に敷いて座る、もしくは寝そべる。
  3. 体調や慣れ具合により、8〜15分間入って汗を流す。上段に座るほど温度が高くなるため、サウナ経験が少ない人は中段もしくは下段から始めると良い。
  4. サウナで寝そべっていた場合も、最後の1〜2分は座って血行をよくする。もし体調に異変を感じたらすぐに出よう。
  5. サウナから出たら、すぐにシャワーを浴びたり、プールに飛び込んだりせず、まずは新鮮な空気を吸って、体内に十分な酸素を送る。
  6. シャワーを浴びて汗を洗い流し、プールに入って体を冷ます。その後、体を乾かしたらバスローブにくるまって体を冷やさないようにして20〜30分ほど休憩する。温水のフットバスに浸かるのもおすすめ。水分補給も忘れずに!
  7. これを2〜3回ほど繰り返す。

ドイツ人のサウナ愛「アウフグース」

今年の世界大会は、Satama Sauna Resort & Spaで9月11(月)〜17日(日)に開催予定!今年の世界大会は、Satama Sauna Resort & Spaで9月11(月)〜17日(日)に開催予定!

ドイツのサウナでぜひ味わいたいのが、「アウフグース」(Aufguss)と呼ばれる独特のサービス。もともとドイツ語で「コーヒーなどを沸かす」という意味で、施設スタッフがタオルなどで扇いで入浴者に熱風を送る。たいていのサウナ施設では、アウフグースが行われる時間帯が掲示されており、その時間になると大勢の利用客がサウナに集まり、10〜15分のショータイムが始まる。各施設に人気のアウフギーサー(Aufgießer)がいることも。

ドイツのサウナ愛はとどまるところを知らず、ドイツサウナ連盟では、アウフグースのパフォーマンスやエンターテイメント性を競う世界大会(Aufguss WM)を毎年開催。世界各地からトップクラスのアウフギーサーが集まり、50以上の評価基準によって審査される。

大会では、単に熱波を送る技術を競うだけでなく、アロマをはじめ音楽や照明、コスプレ、小道具、ストーリー性など、あらゆる演出を駆使した一大エンターテイメントを披露。起承転結に違うアロマを使ったり、偉人の生涯や環境破壊をテーマにしたストーリー仕立てのアウフグース、タオルを振り回すと共に披露される華麗なダンス……などなど、圧巻のパフォーマンスに拍手が沸き起こる。ちなみに2022年9月にオランダで行われた世界大会には、初めて日本からも公式参加できることになり、熱波師として活躍する五塔(ごとう)熱子(ねつこ)さんがフリースタイルの個人部門で世界第3位に輝いた。

 
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