Hanacell

7 April 2017 Nr.1047

羊

海外で暮らしていると、日本では出会えないような「JAPAN」と接する瞬間がありますよね。本場の日本(?)を知っている者としては、「なんちゃって日本」「海外受けの良い日本」を受け入れがたい存在と感じていたこともありました。しかし、年々拡大するジャパンフェスなるドイツ各地のイベントの熱気に当てられている内に、1万キロの距離を越えてドイツに届いた「JAPAN」にどんどん興味がわいてくるのです。「好きなこと」から始まる国際交流の輪は、政治や社会情勢にも負けない強さがあります。しかも、日本OTAKU達は、それぞれのジャンルで、私が知らない深い情報を知っていたり……ジャパンフェスでは、教わることが多い日本人です。(羊)

香

春ですね。新しい出会いと別れの季節。誌面の求人案内も増えてきました。そして、暖かい風に乗って、来ています、彼ら。目に見えないこの恐怖。鼻や目から確実に体に取り込まれているのを、実感するのです。花も緑も増え、外出が楽しくなるこの時期、外に出るのもためらったり、換気をしたら入ってくるのでは、洗濯物を外に干すと付くのでは、と考えたり、日々の生活を恐怖で支配されています。私の場合、この3年、目や鼻、耳奥の異常なかゆみや、朝晩特に止まらない鼻水で悩まされています。一緒に働く同僚への気まずさも感じながらもハーックション、そしてここはドイツ流に遠慮なく、ずびーっと豪快にすっきりしています。(香)

花

毎日帰りが夜になるため、桜を愛でるチャンスがありません。朝、歩道の隅に花びらが溜まっているのを見て、どこかで咲いているらしいなと思うばかり。そんな夜型の私でも楽しめる花は沈丁花でしょうか。夜道を歩いていても、その甘い香りで咲いているのが分かります。香りのするところだけ空気が澄んでいるようにも感じられ、立ち止まったりすることも。沈丁花の季節はほぼ過ぎてしまいましたが、私にとっての「春の花」です。以前、日本で親がマンションに引っ越すときに、庭にあった沈丁花を一枝だけ鉢植えにして持って行きましたが、根付くことはなく、じきに枯れてしまったのが今でも少し残念です。 (英国ニュースダイジェスト・徒)

桜の開花情報(#ドイツの桜 #SakuraGermany)桜

特集「ドイツ桜の名所10選」でもご紹介した、ボンのヘーア通りの桜並木が満開(4月2日撮影)です! 開花の具合から予想するに、今週末(4月8〜9日)もまだ見ごろ、お見逃しなく!!

www.newsdigest.de/newsde/features/7703-sakura-in-germany.html

 
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