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Mi. 17. Jul. 2019

ラガルド次期ECB総裁、緩和路線踏襲

【フランクフルト 7月6日 時事】欧州連合(EU)は、ユーロ圏の金融政策を担う欧州中央銀行(ECB)の次期総裁に、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事を選んだ。ECB総裁としては初の女性。

金融政策未経験者から選ばれた例もなく、多くの市場関係者にとって予想外の人選。手腕も未知数だが、同氏の過去の発言などから、ドラギ現総裁の金融緩和路線が踏襲されるとの見方が広がりつつある。

「世界を大恐慌再来の瀬戸際から引き戻すのに、非伝統的金融政策が役立った」。2013年8月、米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれたシンポジウムで、ラガルド氏がIMF専務理事として各国中銀関係者らの前で講演した際の発言だ。

ラガルド氏は、ECBが15年1月に量的緩和の導入を決めた際も「決定を歓迎する」との声明を即座に発表。ECBが置かれている独フランクフルトで16年4月に行った講演でも「ドラギ総裁とECBが採った政策を称賛したい」と述べ、マイナス金利など現総裁の下でECBが導入した異例の金融緩和策への全面的な支持を表明していた。

ラガルド氏のこうした発言もあり、「金融政策に対する姿勢が、前任のドラギ総裁から著しく変わるとは考えにくい」(オランダ金融大手INGのロバート・カーネル首席エコノミスト)との見方は少なくない。

10月末で任期満了となるドラギ総裁の後任として就任予定のラガルド氏に対しては、中銀での実務経験が無いことへの不安も指摘される。ただ、ECBの政策決定は、総裁・副総裁、専任理事、ユーロ圏各国の中銀総裁による合議制。同氏に対しては、政策議論の主導よりも、対立する意見のまとめ役としての手腕に期待する声が強い。「IMFでも強力なリーダーだったが、ECBでも同様に活躍できる」(北欧のノルデア銀行)などと早くもラガルド待望論が浮上している。
 
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