(デュッセルドルフ 10月13日)難民の増加を受けて、学齢期にある難民の子どもたちの就学問題が深刻さを増している。教育労組(GEW)の発表によると、過去12カ月で新たに就学した子どもたちの数は30万人に上り、2万4000人の教師増員が必要な状態にあるという。
また、外国人のドイツ語学習に関する研究を行っているメルカトール研究所とケルン大学は、「移民の子どもたちがどのようにドイツの教育システムに適応しているかについては、長年配慮されてこなかった」と指摘している。
2014年の統計では、新たに就学した外国人の子どもたちの中で最も多かったのがシリア出身で12.8%、これにルーマニア(9.9%)、ポーランド(7%)が続いている。
4 Juli 2025 1245号
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