(デュッセルドルフ 12月3日)「自分の人生に満足している」度合いを測る「幸福度」調査で、ドイツ人全体の幸福度が上昇しており、東西間の格差がわずかになっていることが分かった。これはドイチェポストの委託による「グリュックスアトラス2015」の調査結果によるもの。
「グリュックスアトラス2015」の調査で、幸福度を0~10の基準で調査したところ、ドイツ全体の幸福度は過去2年で上昇傾向にあり7.02ポイントだった。専門家はこれに対し、過去10年での失業率の大幅な低下など、経済的な要因と主観的な幸福度の連動を指摘している。ちなみに、国内で地域別にばらつきがあり、最も幸福度が高かったのはシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州で7.32ポイントだった。
欧州30カ国中ではデンマークが8,9ポイントで最も高く、ブルガリアとギリシャが4ポイントで最も低かった。ドイツは30カ国中10位だった。
18 Juli 2025 1246号
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